PGAツアー
米国男子 ほぼ全試合リアルタイム速報配信!
“集中力不足”のマキロイに、大叩きのタイガー 復活が待たれる5人のトップランカー【PGAツアー公式コラム】
“集中力不足”のマキロイに、大叩きのタイガー 復活が待たれる5人のトップランカー【PGAツアー公式コラム】
配信日時: 2020年12月30日 09時00分
安全確保のため復帰をためらい、復帰後も久々の実戦で思うように力を発揮できなかった。連覇がかかった「ZOZO CHAMPIONSHIP@SHERWOOD」では、72位タイ。ウィングフットで行われた「全米オープン」では予選落ち。
マスターズでも優勝争いに絡むことなく沈んでいったが、闘志が潰えることはなかった。「10」を叩いた後に5バーディを奪う最後のチャージ。体のケガや痛みと無縁のプレーさえできれば、21年は83勝目にも手が届くかもしれない。
■完全復活はいつ? ケプカはケガ続きの1年に
そして、ケガに悩まされたのはブルックス・ケプカ(米国)も同じ。20年はヒザと腰のケガに悩まされ、トップ10フィニッシュは2度のみ。しかし、「ビビント・ヒューストン・オープン」を5位タイ、マスターズでは7位タイに入った。ケガを克服できれば、19年以来の米ツアー8勝目も近いと語る。
ケプカにとって、ここ1、2年は まさに“踏んだり蹴ったり”。左ヒザの幹細胞の治療を受けたあと、「CJカップ@ナインブリッジズ」で復帰。ところが、ぬれたコンクリートに足を滑らせ、アキレス腱を負傷。体重移動がうまく行えずにヒザに負荷がかかり、今年8月の「全米プロゴルフ選手権」(29位タイ)では関節分離と、振り出しに戻ってしまった。プレーオフシリーズ、「全米オープン」を不在とし、リハビリに取り組む日々。奇しくも復帰戦は10月中旬の「CJカップ@シャドウクリーク」となった。「またプレーができるのは嬉しい」と、ようやく元気な姿を見せ、復活への兆しは明るい。
■“集中力”不足のマキロイ その理由は…
一方、体の調子は万全だが、パッとしない1年となったのがローリー・マキロイ(北アイルランド)だ。19年は、世界選手権シリーズ「WGC-HSBSチャンピオンズ」の優勝を含め6週連続でトップ5入り。怒濤の勢いに乗っていたが、今年3月の「ザ・プレーヤーズ選手権」中止で、強制的にストップがかかった。
6月にツアーが再開してから3ヵ月近く、トップ10フィニッシュはゼロ。「トラベラーズ選手権」の11位タイ、「BMW選手権」12位タイと、なんとかトップ15フィニッシュが2回だった。
マスターズでも優勝争いに絡むことなく沈んでいったが、闘志が潰えることはなかった。「10」を叩いた後に5バーディを奪う最後のチャージ。体のケガや痛みと無縁のプレーさえできれば、21年は83勝目にも手が届くかもしれない。
■完全復活はいつ? ケプカはケガ続きの1年に
そして、ケガに悩まされたのはブルックス・ケプカ(米国)も同じ。20年はヒザと腰のケガに悩まされ、トップ10フィニッシュは2度のみ。しかし、「ビビント・ヒューストン・オープン」を5位タイ、マスターズでは7位タイに入った。ケガを克服できれば、19年以来の米ツアー8勝目も近いと語る。
ケプカにとって、ここ1、2年は まさに“踏んだり蹴ったり”。左ヒザの幹細胞の治療を受けたあと、「CJカップ@ナインブリッジズ」で復帰。ところが、ぬれたコンクリートに足を滑らせ、アキレス腱を負傷。体重移動がうまく行えずにヒザに負荷がかかり、今年8月の「全米プロゴルフ選手権」(29位タイ)では関節分離と、振り出しに戻ってしまった。プレーオフシリーズ、「全米オープン」を不在とし、リハビリに取り組む日々。奇しくも復帰戦は10月中旬の「CJカップ@シャドウクリーク」となった。「またプレーができるのは嬉しい」と、ようやく元気な姿を見せ、復活への兆しは明るい。
■“集中力”不足のマキロイ その理由は…
一方、体の調子は万全だが、パッとしない1年となったのがローリー・マキロイ(北アイルランド)だ。19年は、世界選手権シリーズ「WGC-HSBSチャンピオンズ」の優勝を含め6週連続でトップ5入り。怒濤の勢いに乗っていたが、今年3月の「ザ・プレーヤーズ選手権」中止で、強制的にストップがかかった。
6月にツアーが再開してから3ヵ月近く、トップ10フィニッシュはゼロ。「トラベラーズ選手権」の11位タイ、「BMW選手権」12位タイと、なんとかトップ15フィニッシュが2回だった。