ホブランは米ゴルフ界で戦うノルウェー人選手の草分けとなって突き進んでいる。だが、元を辿れば、父親が米国でゴルフを覚えたという背景があり、そして、まだホブランがアマチュアだった2018年に生まれて初めて米ツアー大会を経験したのが、このマヤコバだったという背景もあった。
マヤコバゴルフクラシックは2007年の創設当初は世界選手権のマッチプレー選手権と同週開催で、優勝してもマスターズ出場権が付与されない「小さい大会」だった。毎年、優勝者は米国人選手ばかりで、母国メキシコやラテン・アメリカの選手がスポットライトを浴びることは、ほとんど無かった。だが、選手も大会関係者も「きっと、いつか」という想いを抱き、選手と大会を育むこと、ゴルフをメキシコやラテン・アメリカに広めることを大切に思ってきたのだと思う。
2013年に、この大会は「小さい大会」からレギュラー大会へ格上げされ、優勝者にはマスターズ出場権が授けられることになった。ビッグネームも徐々に出場するようになり、2015年には英国のグレアム・マクドウェルが優勝した。
今大会にもトップ・プレーヤーが数多く出場していたが、ブルックス・ケプカやリッキー・ファウラーは予選落ちを喫し、ジャスティン・トーマスは12位タイ、小平智は40位タイだった。
メキシコ人は5人出場し、ラテン系アメリカ人は11人出場。今年のヒューストン・オープンで初優勝を挙げたカルロス・オルティスは8位タイと大健闘し、今年のマスターズで優勝争いに絡んだエイブラハム・アンサーは12位タイと奮闘した。
