試合で稼いだ賞金は、親に管理してもらっていました
私はプロになってからも試合で稼いだ賞金は、ずっと親に管理してもらっていました。それはアマチュアからゴルフを続けるにあたり、そうなっていた流れのなかで自然なことだったので何も違和感を持っていませんでした。実際に20代ですぐにプロになる選手たちにはそういうプロゴルファーが多いと思います。それに、試合や練習に忙しい毎日で、自分のお金を事細かく管理するのも難しい状況でした。
ツアーから離れた今は、今まで出会ってこなかった人や様々な分野で活躍される方からいろんな話を聞く機会が多いのですが、最近お金に関する知識も必要だと思い、資産運用に関する講習を受ける機会がありました。
素人の私は正直、すべて新しく聞く話なので、お金はより有効に活用する必要性があることがすごく分かりました。
プロゴルファーは稼げる…でも出費も多いです
それでも稼いだ賞金で欲しいものがあればもちろん買っていましたが、プロゴルファーは個人事業主なので、日本全国で開催されるツアー会場への移動や食事、キャディやコーチなどをつければさらにお金がかかります。試合のエントリーやゴルフ場の練習代もかかります。それに稼いだ賞金にはちゃんと税金もついてきますので、プロになったときは「ほんまにこんなにかかるんや…」と驚いたこともありました。だから、親にはちゃんと稼いで返さないといけない!と思っていました。
ただ、ツアーから離れた今は将来設計をちゃんと考えないといけないなと思うようになりました。お金に関しては、自分自身の知識があるかないかで今後の使い道がすごく変わってくると思うので、未来のことを考えてもっと勉強していかないといけないなと思いました。
私の貯金額は…
だからってインスタントやジャンクフードが嫌いってわけじゃないです。むしろ好きの部類に入ります(笑)。それにファミリーレストランとか寿司屋のチェーン店にも行けるので、感覚はどちらかといえば庶民派です。でも、もし結婚して子どもができたら、「食べたいもん食べなさい」って言っているかもしれませんね(笑)。
とまあ、話がそれましたが、最後に言いたいのは何事も収支のバランスが必要だということ。使うところには使って、貯めるときは貯めるですね。
え? 私の貯金額がいくらあるのか? それはご想像にお任せします!(笑)
もりた・りかこ 1990年1月8日生まれ。京都府京都市出身。ツアー通算7勝。08年にプロ入りし、10年の「樋口久子IDC大塚家具レディス」でツアー初優勝。13年には年間4勝を挙げ、23歳で賞金女王に輝いた。18年を最後にツアーから撤退し、現在はゴルフウェアのプロデュースや、ゴルフ中継の解説などで活躍している。