■小祝さくらの初優勝へのカギは“ラフからのショット”と“最終日のパッティング”
一方、ギルマンと同じ20歳の小祝さくらは5月の「中京テレビ・ブリヂストンレディス」、先週の「サマンサタバサレディース」に続き3度目となる最終日首位スタートに、「今回はいつもと回る前の気持ちも違っていました」とこれまでの経験を生かして臨んだが、三度タイトルには手が届かず。2位タイで幕を閉じた。
小祝のコーチを務める辻村氏は「勝負を分けた前半の2つのボギーは、ともにラフからのショットをグリーンに乗せられなかったもの。ラフに行ったら、そのホールはしっかりとパーセーブして、次ホール以降、フェアウェイに置けたケースで勝負する、という対応ができなかった。そのあたりは今後への勉強ですね」と分析。ドライビングディスタンス順位とフェアウェイキープ率順位を合算した“飛んで曲がらない”ランキングであるトータルドライビングで5位につける小祝だからこそ、“曲がったとき”の対応力をもっと身につけなければいけないと話す。
もう一つ挙げたのは最終日のパッティング。開幕前から小祝自身も課題として話していたが、今大会でも32パットと苦しんだ。「2週連続の優勝争いとなりましたが、前週のサマンサ-では、タッチを合わせようとしてショートばかりして勝負しきれていなかった。だから“今回はそれをやめて積極的にトライしていこう”と話していましたが、まだまだできなかったところがありましたね」。このあたりが初タイトルへ小祝が超えなければいけない壁である。
■ルーキーの着実な成長の裏にあるもの