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史上6人目のアマ優勝K・ギルマンの“曲がらない”はスイングに秘密あり【辻にぃ見聞】
史上6人目のアマ優勝K・ギルマンの“曲がらない”はスイングに秘密あり【辻にぃ見聞】
所属 ALBA Net編集部
秋田 義和 / Yoshikazu Akita
配信日時: 2018年7月24日 10時30分
今大会ではショットが注目を集めたが、パターも一級品。「イメージの出し方が抜群上手い。そしてターゲットを見ている時間が非常に長いのも特徴です。そして構えてからは打つまでが早い。これはストロークではなく、ターゲットに意識がいっているからタッチが合うんです」。最終日は暑さで集中力が低下しやすい展開の中で28パット。グリーン上でも強さを発揮した。
■小祝さくらの初優勝へのカギは“ラフからのショット”と“最終日のパッティング”
一方、ギルマンと同じ20歳の小祝さくらは5月の「中京テレビ・ブリヂストンレディス」、先週の「サマンサタバサレディース」に続き3度目となる最終日首位スタートに、「今回はいつもと回る前の気持ちも違っていました」とこれまでの経験を生かして臨んだが、三度タイトルには手が届かず。2位タイで幕を閉じた。
小祝のコーチを務める辻村氏は「勝負を分けた前半の2つのボギーは、ともにラフからのショットをグリーンに乗せられなかったもの。ラフに行ったら、そのホールはしっかりとパーセーブして、次ホール以降、フェアウェイに置けたケースで勝負する、という対応ができなかった。そのあたりは今後への勉強ですね」と分析。ドライビングディスタンス順位とフェアウェイキープ率順位を合算した“飛んで曲がらない”ランキングであるトータルドライビングで5位につける小祝だからこそ、“曲がったとき”の対応力をもっと身につけなければいけないと話す。
もう一つ挙げたのは最終日のパッティング。開幕前から小祝自身も課題として話していたが、今大会でも32パットと苦しんだ。「2週連続の優勝争いとなりましたが、前週のサマンサ-では、タッチを合わせようとしてショートばかりして勝負しきれていなかった。だから“今回はそれをやめて積極的にトライしていこう”と話していましたが、まだまだできなかったところがありましたね」。このあたりが初タイトルへ小祝が超えなければいけない壁である。
■ルーキーの着実な成長の裏にあるもの
■小祝さくらの初優勝へのカギは“ラフからのショット”と“最終日のパッティング”
一方、ギルマンと同じ20歳の小祝さくらは5月の「中京テレビ・ブリヂストンレディス」、先週の「サマンサタバサレディース」に続き3度目となる最終日首位スタートに、「今回はいつもと回る前の気持ちも違っていました」とこれまでの経験を生かして臨んだが、三度タイトルには手が届かず。2位タイで幕を閉じた。
小祝のコーチを務める辻村氏は「勝負を分けた前半の2つのボギーは、ともにラフからのショットをグリーンに乗せられなかったもの。ラフに行ったら、そのホールはしっかりとパーセーブして、次ホール以降、フェアウェイに置けたケースで勝負する、という対応ができなかった。そのあたりは今後への勉強ですね」と分析。ドライビングディスタンス順位とフェアウェイキープ率順位を合算した“飛んで曲がらない”ランキングであるトータルドライビングで5位につける小祝だからこそ、“曲がったとき”の対応力をもっと身につけなければいけないと話す。
もう一つ挙げたのは最終日のパッティング。開幕前から小祝自身も課題として話していたが、今大会でも32パットと苦しんだ。「2週連続の優勝争いとなりましたが、前週のサマンサ-では、タッチを合わせようとしてショートばかりして勝負しきれていなかった。だから“今回はそれをやめて積極的にトライしていこう”と話していましたが、まだまだできなかったところがありましたね」。このあたりが初タイトルへ小祝が超えなければいけない壁である。
■ルーキーの着実な成長の裏にあるもの