「バックスイングでのトップポジションが定まらず、不安もある中でのプレーでした。最後のプレーオフは30分でいいから集中しようと頑張りました」。優勝が決まった後には大会を支えたボランティアから“ハッピーバースデー”の大合唱。「本当に忘れられないです」という本人の言葉どおりの最高の誕生日となった。
北海道3連戦初戦となった「ニトリレディス」。昨年覇者であるボミには史上最速となる20勝の他、出場試合3連勝、そして大会連覇と様々な記録がかかっていた。周囲の期待に応えるかのように上位をキープし、3日目に首位に立ち王手をかけた。だが、そのボミにストップをかけたのは笠。プレーオフまでもつれた激戦はボミに2戦2勝の笠が2ホール目にバーディを奪いピリオドを打った。
「ボミだから“今まで以上の力を出さないと”という気持ちもあったけど、とにかく(難しい)コースとの戦いだと思って特別な意識はしなかった。日本ツアーだからやっぱり日本人でもっと盛り上げたい」。この月に2勝を挙げた日本屈指のショットメーカーが女王争いに名乗りを挙げた。