また、蛭田の今大会での優勝を後押したのは意外にも時を同じくして、国内女子ツアー「アース・モンダミンカップ」で初優勝を達成した酒井美紀の言葉だった。2人は同じ福島県出身ということもあって、以前から交流があり、昨夜も蛭田の父・宏さんに酒井からの電話があった。蛭田自身はその時、話すことができなかったようだが、酒井は宏さんに「29ホール以降が勝負」というアドバイスを送ったという。
そして、今日の朝、その酒井からのアドバイスを受けた蛭田は、その言葉通り、29ホール以降に勝負をかけて逆転に成功。2010年に酒井が制したのと同じ「日本女子アマチュアゴルフ選手権」のタイトルホルダーとなった。そして、酒井が「アース・モンダミンカップ」を制したことによって、同じ福島県出身者による“アベック優勝”も同時に達成。思いがけない快挙に蛭田の表情にも笑みがこぼれた。
かつては宮里藍や宮里美香も制したアマチュアの登竜門をクリアした蛭田。将来的には「海外で活躍できる選手になりたい」と話す16歳の今後に期待だ。