ALBA Net  ゴルフ
ALBA Net  ゴルフ
注目!
ツアー情報

国内女子ゴルフ JLPGAツアー

ライブフォトなど多彩なコンテンツを配信!

状態が良くない申ジエを勝利に導いた全集中 全美貞はわずかなパットの“目線”に泣く【辻にぃ見聞】

状態が良くない申ジエを勝利に導いた全集中 全美貞はわずかなパットの“目線”に泣く【辻にぃ見聞】

配信日時:2021年6月21日 18時19分

また、景色に惑わされないショット力にジエの強さを感じたという。「ジエさんはロケーションに対して一番理想の球筋をイメージして、選択するのが非常にうまい。もちろん持ち球の多さもあるのですが、試合、しかも勝負どころでイメージした球筋をトライしていけるメンタルの強さもある。だからどんどん持ち球が増えていくんです。球筋が一辺倒の選手はそれはそれで強さがありますが、やはりロケーション負けしないのは相当な強みです」。逆に言えばそれだけ“嫌なシチュエーション”がないということだ。

これは伸び悩んでいるアマチュアゴルファーにも練習から取り入れてほしい部分。「練習場のマットなり打つばかりではなく、右を狙ったり左を狙ったり、いろいろなターゲットに対して打つようにしてください。もちろん、基本的なドリルなどはマットなりでいいのですが、いかにスクエアのラインがないなかで球筋を作るかが大事。マットの目線に狂わされてはいけません。これができるようになれば、もう一段階レベルアップにつながると思います」。まずは遊び感覚で様々な球にトライしていきたい。

■全美貞の勝負を分けたパットに共通するミス 1コンマの目線
一方、プレーオフ4ホール目に敗れた全美貞(韓国)も、プレーオフ3ホール連続でバーディを奪うなど素晴らしいプレーを見せた。辻村氏が「勝ちゲームでしたよね」というなかで二人の差を分けたのはどこだったのか。辻村氏は2つ挙げた。

1つ目が17番パー3のティショット。この時点で美貞が1打リード。18番はチャンスホールでボギーを打つ可能性は低く、ここをパーで抜ければ一気に優勝が近づく場面だ。ここで美貞は左奥に外し、アプローチを寄せきれずボギーとしてしまう。

「右のピンに対して、右から風が来ていましたからピンを狙っていけばグリーンには乗せられる状況でした。ただ、美貞は安全にいこうとし過ぎて左に外してしまった。攻めていく気持ちがあればパーを拾えたホール。この辺りは勝ち星から遠ざかっていたこともあって、消極的になってしまったのかもしれません」

2つ目がその17番の約2メートルのパーパット、そしてプレーオフ4ホール目の1メートルのバーディパット。ともにスライスラインだった。

関連記事

読まれています

JLPGAツアー 週間アクセスランキング

ランキングをもっと見る

大会情報

  1. 国内男子
    開催中
    2025年12月4日 12月7日
    ゴルフ日本シリーズJTカップ
  2. 米国男子
    速報中
    2025年12月4日 12月7日
    ヒーローワールドチャレンジ
  3. DPワールド
    速報中
  4. DPワールド
    速報中
    2025年12月4日 12月7日
    ネッドバンクゴルフチャレンジ
  5. アマチュア・その他
    開催前
    2025年12月4日 12月8日
    LPGA Qシリーズ(最終予選)
  6. アマチュア・その他
    終了
    2025年12月2日 12月5日
    JLPGAファイナルQT

おすすめコンテンツ

関連サイト