女子プロゴルファーをショップで発見!
まだゴルフ用のレインウェアも持っていないメンバーも多く、ショップでは色とりどりのそれにまずは着目。アウトドア用とは違う機能性の高さとデザインのかわいらしさに歓声が上がった。防寒性の高い冬物のウェアやミトン、ハンドウォーマーやキャップ、シューズをチェック。その間に、マーカーやグリーンフォーク、練習器具や距離計測器などゴルフ特有のグッズの数々を珍しそうに眺め「いくらいても飽きない」と盛り上がった。
クラブについては知識もほとんどないが、「これかわいい」、「でも自分に合うかな」などと言いながら最後に1周。春や秋のショッピングに向けて話が尽きなかった。
ゴルフ界にとって最高の“お得意様候補“たちは「ネットでもいろいろ見るんだけど、実際に見たほうがわかりやすいし、解説してもらえるから」と、この日のウインドウショッピングについて口にした。解説したのは筆者だが、ここに話しかけやすくて(話しかけるまで寄って来ないことも大事)、知識の豊富なスタッフがいたら財布のヒモはもっとゆるくなったのではないだろうか。ましてやそれが女子プロゴルファーだったら…。
女性会員も数多くいるPGA・オブ・アメリカには、様々なカテゴリーの“ゴルフプロフェッショナル”が存在するが、日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)の会員には、ツアープロとティーチングプロしかいない。だが、すべてのツアープロが賞金で生活できているわけではなく、それはティーチングプロも同様だ。ツアーで一生、戦えるわけではないし、ティーチングの仕事も、間口を広げる必要がある。クラブはもちろん、ゴルフ関連グッズの知識はいくらあっても邪魔になるものではない。
