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目指すは全米から全英へ、川村昌弘は「84」「79」の事前ラウンド効果でモンスター攻略

目指すは全米から全英へ、川村昌弘は「84」「79」の事前ラウンド効果でモンスター攻略

所属 ALBA Net編集部
高桑 均 / Hitoshi Takakuwa

配信日時:2018年5月24日 19時47分

旅人ゴルファー川村は全英の切符を手にできるか
旅人ゴルファー川村は全英の切符を手にできるか (撮影:鈴木祥)
ミズノオープン 初日◇24日◇ザ・ロイヤルゴルフクラブ(8007ヤード・パー72)>

上位4名に「全英オープン」の出場権が与えられる国内男子ツアー「〜全英への道〜ミズノオープン」。難コースと呼び声の高かった8007ヤードのモンスターコースを前にしても、川村昌弘は、「試合になってみれば短いと思いました」と、意に介さなかった。最終ホールをボギーとして悔しさを見せたが、首位と1打差の3アンダー・4位タイは上々の発進だ。

全英行きの切符は誰の手に? 初日の模様を写真でプレーバック

初日は使用ティグラウンドを変えて7726ヤードとなったが、それでも過去の国内ツアーでは歴代2位の長さ。ところが多くの選手が、「それほど長くは感じなかった」と話す。8007ヤードのインパクトが強すぎるあまり、約300ヤードの短縮で錯覚を起こしてしまうようだ。

といっても、実際に8000ヤード越えを経験しておけば、確かに短く感じるのだろう。ましてやフェアウェイから打てば、なおのこと「短い」とは川村。地面が硬く、ランも出れば、セカンドショットの精度次第ではバーディチャンスも増えるというもの。実は川村、先週は2日間、36ホールの練習ラウンドを敢行。「考えられる1番後ろのティから回りました。『84』と『79』でした(笑)」と、大たたきの練ランを生かすことに成功した。

「パー4でもセカンドショットが1回を除いて全部アイアンでした。ドライバーの飛距離も出ているのだと思います」と、今季国内ツアー出場4試合で、ここまで2度のトップ10をマークし調子は上がっているという。さらに、今週月曜日の「全米オープン日本最終予選」でも苦労の末につかんだものがあった。

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