■シェフラーにあっぱれ “逮捕劇”後の「66」
現地時間の朝、スタート直前に飛び込んだ衝撃のニュース。「あり得ないですよ、こんなことは。聞いたことがない。メジャーの2日目の朝に逮捕なんて、考えられないし、今後もないでしょう」。シェフラーの逮捕については植村氏も驚きすぎて言葉もない。「逮捕されて震えながらコースに戻ったと言っていましたが、あの状態からコースに行ってプレーするのは通常のメンタルではない。普通だったらゴルフにならないと思いますけど、それがいきなりバーディスタートで、終わってみれば66。本当にメンタルが強いですね」。
早朝、コースエントランスへのアプローチにおいて、警察官とのやりとりの中で誤解があったとということで一時は拘束されたが、すぐに釈放。とはいえ、そんな状態でこんなプレーができるのがあまりにも“スゴすぎる”。それも世界1位を守り続ける、ショット力のうまさがあるからだと言う。
「シェフラーの強さは、ショットに関してはクラブを自在にコントロールできるというか、思い通りに動かせているところです。皆さん右足の動きのことに触れますが、足は流れようが引こうが、クラブがいい動きをすればボールはしっかり飛ぶんです。クラブの動きが本当にすばらしい」とコーチ目線で見れば、クラブ軌道が完ぺきなのが最大の特徴だ。
「ドローもフェードも打ち分けられますし、自分の体の一部のような感じでクラブを動かせているのではないでしょうか。アプローチもいいですし、ここ最近はパターを替えて良くなって、それもうまくハマったんですね。シェフラーはぜんぶが超一流。メンタルも強い(笑)。それがきょう証明されましたね」。3月以降は5戦4勝と敵なし。アクシデントを乗り越えて、マスターズからのメジャー連勝も、高確率でありそうだ。
