PGAツアー
米国男子 ほぼ全試合リアルタイム速報配信!
グリッロ、ナ、松山、「それぞれの日々」【舩越園子コラム】
グリッロ、ナ、松山、「それぞれの日々」【舩越園子コラム】
所属 ALBA Net編集部
ALBA Net編集部 / ALBA Net
配信日時: 2015年10月19日 04時04分
「米ツアーメンバーになったとき、世界ランクのトップ50に入ることを今季の目標にしようとチームで話し合った。それが、いきなり優勝で、オーガスタなんて…」
2011年にプロ転向して以来、グリッロは戦う場を求めて世界各国へ出向き、クラブを振ってきた。欧州、アジア、南ア、南米。米ツアーにもスポンサー推薦で昨季5試合に出場。そのうちの1つ、プエルトリコ・オープンではプレーオフで負けた。その悔し涙の苦い味を思い出したからこそ、今日のプレーオフでは「気持ちを切らしてはいけない」と思うことができたのだそうだ。
昨季終盤、と言っても、ほんの数週間前のことだが、日本の岩田寛が挑んだ下部ツアーのファイナル4戦にグリッロも挑み、その4戦で「9位→2位→予選落ち→優勝」という立派な成績を出して今季の米ツアーメンバーになった。
つまりグリロは、ファイナルの最終戦で優勝し、この開幕戦で優勝したわけで、どこで優勝しても優勝は優勝と考えれば、彼は出場2試合で2連勝を達成したことになる。
無名の新人の優勝と言うと、ポッと出てきてパッと勝ったラッキー優勝のように思われがちだ。グリッロの場合、スピード出世であることは確か。だが、米ツアーに至るまで、この初優勝に至るまでには、たとえ短期間だったとはいえ、いろんな想いを抱いた彼なりの日々があったのだ。
そんなグリッロにプレーオフで敗れたケビン・ナにも、もちろん彼なりの日々がある。ナはプロとしてのキャリアはグリロより10年も長い32歳。だが、優勝は2011年にラスベガスで挙げた1勝のみだ。松山英樹とのプレーオフに負けた昨年のメモリアル・トーナメントは記憶に新しい。これでナのプレーオフ・レコードは0勝3敗になった。
2011年にプロ転向して以来、グリッロは戦う場を求めて世界各国へ出向き、クラブを振ってきた。欧州、アジア、南ア、南米。米ツアーにもスポンサー推薦で昨季5試合に出場。そのうちの1つ、プエルトリコ・オープンではプレーオフで負けた。その悔し涙の苦い味を思い出したからこそ、今日のプレーオフでは「気持ちを切らしてはいけない」と思うことができたのだそうだ。
昨季終盤、と言っても、ほんの数週間前のことだが、日本の岩田寛が挑んだ下部ツアーのファイナル4戦にグリッロも挑み、その4戦で「9位→2位→予選落ち→優勝」という立派な成績を出して今季の米ツアーメンバーになった。
つまりグリロは、ファイナルの最終戦で優勝し、この開幕戦で優勝したわけで、どこで優勝しても優勝は優勝と考えれば、彼は出場2試合で2連勝を達成したことになる。
無名の新人の優勝と言うと、ポッと出てきてパッと勝ったラッキー優勝のように思われがちだ。グリッロの場合、スピード出世であることは確か。だが、米ツアーに至るまで、この初優勝に至るまでには、たとえ短期間だったとはいえ、いろんな想いを抱いた彼なりの日々があったのだ。
そんなグリッロにプレーオフで敗れたケビン・ナにも、もちろん彼なりの日々がある。ナはプロとしてのキャリアはグリロより10年も長い32歳。だが、優勝は2011年にラスベガスで挙げた1勝のみだ。松山英樹とのプレーオフに負けた昨年のメモリアル・トーナメントは記憶に新しい。これでナのプレーオフ・レコードは0勝3敗になった。