しかし、曲がってしまったこと。そして、またしてもプレーオフで負けてしまったこと。悔しいだろうけれど、それもまたナにとっての「彼なりの日々」になった。
昨年大会で3位に食い込んだ松山は、今年はショットは快調だったが、終始パットに苦しみ、天を仰ぐことの連続という悔しい4日間になった。バーディチャンスを逃し続けた松山、完璧で自信があったドライバーが敗北を決定づける一打になったナ、そして感無量の初優勝を飾ったグリッロ。
うれしくても、悔しくても、「それぞれの日々」。その日々をこれからの糧にすることができれば、どんな日々も、いつかバラ色になる。
文 舩越園子(在米ゴルフジャーナリスト)