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悔しさ残したプロテストで得た今後の糧 “米→日→米→日”のハードスケジュールも「覚悟してます!」【谷田侑里香“最高峰への道”】

高校時代の1年間、そして大学4年間を米国で過ごした谷田侑里香(たにだ・ゆりか)は、今年、再び海を渡り米女子下部にあたるエプソン・ツアーを主戦場にするツアープロだ。そこをスタート地点に、長年「世界最高峰の舞台」として胸に抱いてきたLPGAツアー参戦を目指している。その姿を追う。

所属 ALBA Net編集部
間宮 輝憲 / Terunori Mamiya

配信日時:2024年8月16日 03時30分

米国生活を楽しくしてくれるツアーの友人たち。多くの支えのなか、ハードスケジュールも乗り越えます!(写真:本人提供)
米国生活を楽しくしてくれるツアーの友人たち。多くの支えのなか、ハードスケジュールも乗り越えます!(写真:本人提供)

高校時代の1年間、そして大学4年間を米国で過ごした谷田侑里香(たにだ・ゆりか)は、今年、再び海を渡り米女子下部にあたるエプソン・ツアーを主戦場にするツアープロだ。そこをスタート地点に、長年「世界最高峰の舞台」として胸に抱いてきたLPGAツアー参戦を目指している。その姿を追う。

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みなさん、こんにちは! 先週は日本でプロテストの第1次予選(7~9日)を受けて、火曜日(13日)の夜にアメリカに帰ってきました。3週間の日本滞在では家族と一緒に過ごすこともでき、とてもいい時間になりました。アメリカに戻る時には寂しくて、『嫌だ、嫌だ』という気持ちも湧いてしまい…(笑) でも、こちらに到着してツアーの友達に会ったら『ひさびさ~』と挨拶し、楽しく過ごせています。今ではしっかりと切り替えもできていますし、やはり友達の存在は大きいですね。

プロテストは2次に進むことはできましたが、内容としては正直、悔しさが残る結果になりました。特に(「75」と3つ落とした)2日目と、(2ボギーだった)最終日の前半は、“う~ん”と思わずにはいられない内容で、落ち込みもしました。

“なぜ落としたのか?”という部分については、その後データとも照らし合わせて整理しましたが、大きくいうとマネジメント力が足りなかったと思っています。2日目は特にショットの状態も悪かったのですが、そこが問題なのではなく、そういう時こそしっかりとマネジメントをし、ショートゲームでカバーしないといけませんでした。

プロテストは、普段とは少し異なる緊張感もありました。そのなかでこういうミスが出るということを、2次、最終と続いていく前に分かってよかったなと思います。そして(3バーディを奪い)最終日の後半に盛り返せたことは、アメリカでの経験も生きたし、頑張ったな…と言うようにします(笑)

そして、ここからは3週間のアメリカ生活が再開します。今週、再来週と試合に出て、静ヒルズCC(茨城、9月10~13日)で行われるプロテスト第2次予選に出るために日本へ帰ります。エプソン・ツアーも日程的に私が出られるのは残り4試合。今週のコースは、グリーンが速くて硬く、素晴らしい仕上がりですが、日本では重くて遅いグリーンでプレーしていたので、準備段階でしっかりと合わせていかないと、と思っています。

やっぱり今回の移動でも、ドタバタがありました。日本からシアトルを経由してポートランド着という旅程だったのですが、シアトルの入国審査などで遅れが出てしまい、搭乗予定だった飛行機に乗れませんでした…。ただ、これももう“慣れっこ”です。行列に並びながら新たに乗れる便を探し、遅れは1時間30分程度で済みました。また目的地の空港からホテルまで、終始、街灯もないような真っ暗な道をハイビームを頼りに3時間運転したりと…、こういう部分でも『アメリカに戻ってきたな~』という実感が湧いてきます(笑)

日本とアメリカを行ったり来たりする生活は、スケジュールを決めた時から覚悟していました。そのなかでまずはケガをしないことが第一。体のメンテナンスも、しっかりと自分でストレッチなどをしていかないといけません。なにより、この生活ができるのは、いつも支えていただいているみなさまのおかげです。結果で恩返しして、いいご報告ができるように頑張りますので、ぜひとも応援をよろしくお願いいたします!

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