事件です…ツアー現場のルールトラブル【米国女子編・2017】
事件は現場で起きている! 2017年にツアー現場で起こったルールにまつわるトラブルを紹介しよう。今回は米国女子ツアー編。
配信日時: 2017年12月21日 09時00分
ANAインスピレーション
(2017年03月30日〜04月02日)
日にち:4月3日(大会最終日)
状況:レクシー・トンプソン(米国)が大会最終日のラウンド中にテレビ中継の視聴者からの指摘で、第3ラウンドの誤所からのプレー(2打罰)と過少申告(2打罰)の計4打罰を科された。
第3ラウンドの17番、約70センチほどのパットをマークした際、わずか前にボールを置いたように見えた。この動きが規則20-7c、「誤所からのプレー」になるとして2打罰、さらにそれに伴うスコアの過少申告として規則6-6d、「スコアの誤記」に則り2打罰が科された。
以前までならば、過少申告により競技失格となったが、テレビ中継によく映る人気選手に視聴者からの指摘が相次ぐことは不公平とされ近年ルールが改正されていた。
さらにこの事件を受けて、R&AとUSGAはテレビ中継の視聴者からの指摘を受けて、選手に罰を与えるルールを2018年1月1日から廃止することを発表した。
詳しい解説は!:
タイガー・ウッズも擁護 レクシーへの罰打にプロゴルファーが反応
レクシーの悲劇が話題…ビデオでのルール違反判定を制限する裁定を追加
状況:レクシー・トンプソン(米国)が大会最終日のラウンド中にテレビ中継の視聴者からの指摘で、第3ラウンドの誤所からのプレー(2打罰)と過少申告(2打罰)の計4打罰を科された。
第3ラウンドの17番、約70センチほどのパットをマークした際、わずか前にボールを置いたように見えた。この動きが規則20-7c、「誤所からのプレー」になるとして2打罰、さらにそれに伴うスコアの過少申告として規則6-6d、「スコアの誤記」に則り2打罰が科された。
以前までならば、過少申告により競技失格となったが、テレビ中継によく映る人気選手に視聴者からの指摘が相次ぐことは不公平とされ近年ルールが改正されていた。
さらにこの事件を受けて、R&AとUSGAはテレビ中継の視聴者からの指摘を受けて、選手に罰を与えるルールを2018年1月1日から廃止することを発表した。
詳しい解説は!:
タイガー・ウッズも擁護 レクシーへの罰打にプロゴルファーが反応
レクシーの悲劇が話題…ビデオでのルール違反判定を制限する裁定を追加
番外編 USLPGAでは服装規定が厳しくなった!
状況:今年の7月、USLPGAはプロ達に厳しい新ドレスコードを設定することを通達。違反者には1,000ドルの罰金を科すことも発表された。
・モック(タートルネックよりも少し丈が短め)や襟つきレーサーバックは可能
・胸元を広く開けたブランジングネックラインは許可されない
・スコートやショーツを履かないでレギンスのみの着用は許可されない
・ジョギング用のウエアは許可されない
・ボトムエリア(つまり下着)を隠せない短いスカートやスコートの着用は許可されない
・プロアマのパーティーではプロのイメージを表す服装をする必要がある。(ドレッシーなジーンズは可能だが、カットオフや穴あきジーンズは許可されない)
詳しい解説は!:
〜第1回 ゴルフってどこまでセクシーウエアがアリなんですか?〜
ロングパンツ姿に“ザワザワ”アン・シネは15位 米のミニスカ規制に理解
・モック(タートルネックよりも少し丈が短め)や襟つきレーサーバックは可能
・胸元を広く開けたブランジングネックラインは許可されない
・スコートやショーツを履かないでレギンスのみの着用は許可されない
・ジョギング用のウエアは許可されない
・ボトムエリア(つまり下着)を隠せない短いスカートやスコートの着用は許可されない
・プロアマのパーティーではプロのイメージを表す服装をする必要がある。(ドレッシーなジーンズは可能だが、カットオフや穴あきジーンズは許可されない)
詳しい解説は!:
〜第1回 ゴルフってどこまでセクシーウエアがアリなんですか?〜
ロングパンツ姿に“ザワザワ”アン・シネは15位 米のミニスカ規制に理解
数は少なかったが、今年最もゴルフ界に影響を与えたトラブルが起こった
プレーオフまで持ち込み優勝争いをしていた選手がテレビ視聴者の指摘で4打罰を科されたことはゴルフ界に大きな影響を与えた。
レクシー事件の直後、タイガー・ウッズやリッキー・ファウラー、カリー・ウェブら多くのプロゴルファー達が「視聴者は競技委員ではない」とレクシーを擁護したことも来年の1月1日から視聴者審判が廃止になった大きな理由のひとつと言える。
こんな事例はどうすれば!?
グリーン上で球をマークする際に誤って動かした
帽子に付けていたマーカーがボールの上に落ち、ボールを動かした
グリーン上でボールを置き直す際にはボールマーカーも置き直す?
⇒2017年国内女子ツアーの現場で起こったルールトラブル
⇒2017年国内男子ツアーの現場で起こったルールトラブル
⇒2017年米国男子ツアーの現場で起こったルールトラブル
レクシー事件の直後、タイガー・ウッズやリッキー・ファウラー、カリー・ウェブら多くのプロゴルファー達が「視聴者は競技委員ではない」とレクシーを擁護したことも来年の1月1日から視聴者審判が廃止になった大きな理由のひとつと言える。
こんな事例はどうすれば!?
グリーン上で球をマークする際に誤って動かした
帽子に付けていたマーカーがボールの上に落ち、ボールを動かした
グリーン上でボールを置き直す際にはボールマーカーも置き直す?
⇒2017年国内女子ツアーの現場で起こったルールトラブル
⇒2017年国内男子ツアーの現場で起こったルールトラブル
⇒2017年米国男子ツアーの現場で起こったルールトラブル