2021年の大王製紙エリールレディス初日に3アンダー・14位タイと好発進を見せた湯浅芹。当時高校3年生のアマチュアは進路を尋ねられて、こう答えた。
「大学に進学します。大学チャンピオンを狙って、そこで途中で(プロを)目指すことになるかもしれません」
同級生たちがプロテストに挑戦しているなか、湯浅はテスト受験を見送った。湯浅を指導するのは渋野日向子をコーチしていた青木翔氏だったが、「コーチと話して、今ではプロテストには受からない可能性が高い」と、大学で腕を磨く決心を固めたという。
青木コーチとの縁により、19年9月には渋野のキャディも務めた湯浅。初日にはその“姉弟子”を上回る好発進だったが、結果的に渋野は12位タイで大会を終え、しっかりと先輩の威厳を見せつけられたかたちだ。
それでも湯浅は30位タイでローアマチュアを獲得。女子ゴルフ界の新たな息吹を確かに感じさせてくれた。