彼女は“持っている”選手だと思います
渋野選手の雰囲気を見ていると色々と感じることがありますが、まずはスイング改造を徹底して結果を残したというところです。周囲から色々と言われ続けるなかで、こうして結果を残すところ、彼女は“持っている”選手だと思います。自分のスイングについてとやかく言う人がいても、とにかく結果や成績を残せばいいということです。
私がツアーに出ていたときも、「個性的なスイング」とか色々なことを言われていましたのを思い出します。時にはダフったショットがベタピンになったりもしましたし、一方で手応えのあるショットや綺麗なスイングをしていても、結局は勝てなければ評価されません。
周囲の声やスイングの形がどうあれ、結果がすべてです。それに今の渋野選手は自信がついているのも大きいと思います。人一倍努力をしている選手なので、だからこそ運も引き寄せているのだと思います。
私たちの時代は基本的に笑ったらダメでした
でも今は、そういう“怖い”顔をしているとファンは遠ざかりますよね…。私は試合中、周囲から「笑わない」と言われていましたが(笑)、現在の女子ツアーはプレー中でも笑顔を見せる選手が多く、試合を楽しんでいる雰囲気がありますよね。昔と今では環境も感覚が違うねっていう話をしていました。
渋野選手が努力している姿を見ると応援したくなる
それに私はスイング改造に取り組む姿にすごく好印象を抱いています。これからの自分をさらによくしようと努力する姿を見ると応援したくなりませんか? もっとうまくなりたいという気持ちと欲があるプレーヤーなので、どんどん成長していくと思います。
渋野選手のように失敗を恐れず突き進み、その先に結果がついてくれば自信につながり、周囲も認めてくれると思います。実際に今シーズン2勝を勝ち取って、自分がやっていることが間違いでないことを証明しています。だからこれからもブレずに、突き進んで欲しいです。
もりた・りかこ 1990年1月8日生まれ。京都府京都市出身。ツアー通算7勝。08年にプロ入りし、10年の「樋口久子IDC大塚家具レディス」でツアー初優勝。13年には年間4勝を挙げ、23歳で賞金女王に輝いた。18年を最後にツアーから撤退し、現在はゴルフウェアのプロデュースや、ゴルフ中継の解説などで活躍している。森田がプロデュースしているゴルフウェアのオリジナルブランド『yummy rose』はネットで販売中!