【写真】プロテストに合格した21名が入会式に出席!笑顔が満載
猶予期間もある(初年度のみ例外もあり、今季、シード権を獲得すればメンバーになれる)が、基本的には、正会員以外は、QTに挑めない。門戸開放とは逆の方向に向かうことになる。
どんな組織でも、制度改革のタイミング次第で、ラッキーな者、アンラッキーな者が出てしまうのはよくあること。だが、LPGAの場合は、コロコロと規定が変わるため、それに振り回される者が少なくないのだ。
以前にも書いたことだが、QT制度を導入した2003年度から、女子ツアーでは『プロテスト合格のLPGAメンバーのプロ』と『プロテストには合格しておらずLPGAメンバーではないが、TP単年登録のプロ』の2種類が存在した。ツアーの門戸開放をうたい、かつてはプロテストのみだった入口をQTとの二本立てにしたからだ。
単年登録でツアーに出場して優勝した選手は何人もいるが、勝ったときの規則によって、プロテストを免除される場合とそうでない場合ができてしまった。LPGA史上初めてプロテストを免除されたのは宮里藍だ。ちょうど、QT制度が導入されるタイミングの03年にアマチュアのまま「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン」に優勝し、すぐにプロ転向。1年間のシード権を生かして出場した翌04年の開幕戦ですぐに勝ってしまったことから、特別措置でプロテスト(実技)を免除された。