数々のプロゴルファーのバッグを担いできた清水氏には、選手の調子を知るうえで、とても大事な動きがあるという。
「それはパットです。体力が落ちれば落ちるほど、その影響が出やすい。ショットは体を動かすのでそこまで気にならいですが、パターは体を動かしてはいけない。疲れているときほど、動くなと言われるとしんどいですよね。それを今年のボミから見てもよくわかりました」
ボミの今年の平均パット数は1.8081の18位。日本ツアーに初参戦した2011年は規定ラウンド数を満たしていないので平均パット数のデータが存在しないが、2012年から2017年の同記録を比較すると、「1.8」台を記録したのは今季が初めてで、自身ワーストの数字だ。
調子の戻らないイ ボミを見ながら、プレー中にもアドバイスを送ることがあるが、これだけ長くタッグを組むと当然意見が食い違うこともあった。
清水氏は「夏と秋に衝突したこともありました。自分は思っていることを言えないのも嫌なので、ボミプロと腹を割って話し合い、どうにか困難を乗り越えてきました」と正直に吐露した。