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3日目を終えて首位とは5打差。最終日は序盤2番で1つ落としたものの、そこからは3番で7mのバーディパットを沈めると、強気のパットでさらに3つのバーディを奪取。この日のベストスコアタイとなる“69”で大逆転を果たした鈴木の勝利の『深層』を、上田桃子らを指導するプロコーチの辻村明志氏に解説してもらった。
■ 生きた音を放つ激芯パット…鈴木のスタイルが有利に働いた
8月に北海道を襲った台風の影響で想定していた100ミリを超えて約150ミリ程度まで伸びた“長すぎるラフ(※場所によっては25ミリまで)”が選手たちを苦しめたが、台風の影響はグリーンにも…。辻村氏は10フィート程度しか出せていなかった重いグリーンが鈴木の大逆転への道筋に有利に働いたと見る。
「4日間通して重かったグリーン上では、多くの選手がカップをショートする場面を散見しました。重く、さらに台風の影響で状態が決して良くないグリーンでは、普段よりも大きい振り幅で打っていく必要があります。ショットで疲労したあとに待ち受ける試練といいましょうか。そんな状態のなかでも、自分の持ち味である強気のパットスタイルを貫けていたのは彼女くらいだったと思います」