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“ブライトナー”として後輩へのメッセージ 青木瀬令奈がメジャー大会で伝えたい「希望」 

“ブライトナー”として後輩へのメッセージ 青木瀬令奈がメジャー大会で伝えたい「希望」 

所属 ALBA Net編集部
間宮 輝憲 / Terunori Mamiya

配信日時:2022年5月7日 18時25分

そのプレーで女子ツアーの魅力を伝える
そのプレーで女子ツアーの魅力を伝える (撮影:佐々木啓)
ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ 3日目◇7日◇茨城GC西C(茨城県)◇6680ヤード・パー72>

首位を快走する山下美夢有とは6打差。残り1日での逆転を考えると、決してたやすい状況ではない。それでもトータル5アンダーで2位タイにつける青木瀬令奈は、胸を張って最終日最終組の一人としてプレーする。

女子プロゴルファーを探せ・難易度低【大会ライブフォト】

1つスコアを落とした状態で迎えた最終18番パー4で、そこまでのモヤモヤが吹き飛んだ。残り183ヤードから5番ユーティリティで放った2打目は、「入ったかなと思うくらい」ピン方向へ飛ぶナイスショットに。これが1メートルにつくと、フックラインを決めきってバーディ締めとした。「一日苦しかった。しのぐことしかできなかったなかで、最後にいいショットが打てて、それを決めきれたのは大きい。自信になるし、報われました」。あすにつながる一打になった。

朝からショットがバラついた。さらに断続的に強く降る雨もプレーを難しくする。「午前中の感じが続いたら、下手したら『80』を打ってもおかしくない」。それでもアウトコースは4番で奪ったバーディを守り切り、1つ伸ばしてハーフターンを迎えた。「見てくれていた人が『青木はしぶといな』と思ってくれるくらいパーセーブできました」。持ち味を出し切り、スコアをまとめる。

このメジャーという舞台で最終日最終組入りできたことを、一つのメッセージにしたい。今大会前には、女子ツアーのアンバサダー的な存在として発足した日本女子プロゴルフ協会の『ブライトナー』に就任したことを発表。申ジエ(韓国)、原英莉花ら6人いるうちの一人として、「女子ゴルフの未来を輝かせる」ための活動に取り組んでいく。今後はいわゆる“広報”的なことにも取り組むことになりそうだが、やはりプロゴルファーとして、そのプレーで魅せることが一番の説得力となる。

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