歴代のトップ選手も練習量は豊富です。私が現役の頃は清元登子先生に師事し、2000年から6年連続賞金女王の不動裕理さん、06年賞金女王の大山志保さんという姉弟子がいました。姉弟子二人の練習量もすごかったです。当時、不動さんより練習していた選手はいませんでした。
もともと私はそこまで練習熱心ではなかったのですが、姉弟子より先に練習をやめられません。毎週、「不動さん早く帰れ〜、大山さん早く終われ〜」と思いながらやっていました(笑)。その結果、練習量が増えて勝手にうまくなったと思います。私たち以外でも、試合会場を離れて別の練習場でボールを打っていた選手もいますし、最近でいえば2019年の賞金女王の鈴木愛や渋野日向子も遅くまで練習場に残っています。成績上位者を見ると練習量に比例しているように感じます。
練習をするには体力が必要です。ベテランは体力が落ちてくるので若い頃のような練習をするのが難しいモノ。体力に勝る若い選手が活躍するのは、そこに一因があると思います。大山さんや(上田)桃子や(笠)りつ子、(有村)智恵ら、ベテランが優勝したり、シード権を取り続けているのは本当に凄いことだと思います。
■平均72で回れる力がシード獲得の基準になる
出場する選手の中にさまざまな目標を持っていると思います。ツアーで戦うプロとしては、シード権獲得というのが最低限の目標でしょう。シード権を取るには、簡単にいえばパープレーの「72」が1つの目安になると思います。