“飛ばすタイプの運び屋” 高橋彩華のスイング【連続写真】
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飛ぶだけでも曲がらないだけでもダメというバランスが求められるスタッツで、注目してもらいたいのは6位の高橋彩華さんです。上位の選手は“振り切って”行くタイプが多いのに対して、高橋さんは運ぶタイプの選手だからです。
だからといって高橋さんは飛距離がでないわけでもない(ドライビングディスタンス23位、239.98ヤード)。そこがすごい。一般的に飛ばす人はパンチがあります。クラブとボールをはじかせて、初速を速く強くして飛距離を出すことが多い。でも、高橋さんは無理なく飛ばせているんですよね。“飛ばすタイプの運び屋”という何ともうらやましいドライバーショットです。
なぜ、それが可能かというとセンスが抜群だからに他ならないのですが(笑)、まず大前提として運ぶ人の共通点にあるのが常にクラブのフェース面が体の正面にあるということです。フェースターンを使わないので飛距離は落ちますが、その分、安定感を手にすることができます。