さらに今年からはYouTubeでの配信、SDGs(世界連邦運動)への取り組みなどこれまで以上にパワーアップして開催された。地元・神奈川県にゆかりのある女子プロが多数参加する地域密着のトーナメントはどのような目的で開催され、どこを目指していくのか。事務局長を務める祖父江歩に話を聞いた。
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大会の始まりは、恩返しだった。96年にプロテストに合格した祖父江は、その1週間後にあった「神奈川オープン」の女子の部に出場する。プレーオフで敗れてしまったが、大会をスポンサードする神奈川県内の企業からの応援に非常に暖かさを感じた。だが、翌年から女子の部はなくなってしまう。「自分が年を重ねたときにこういう大会を作って、御礼をしたいと思いました」。その思いは大勢の協力もあって17年に花開いた。
そういった思いから始まった大会だから、地域貢献が大前提。協賛社への恩返し、ジュニア育成、コースとの関係性…。一口に“地域”と言ってもゴルフを通じて関わってくれたすべての関係者に喜んでもらえるようにすることが大事になる。
