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受け継がれる片山晋呉流 大城さつき躍進を支える“アプローチ練習でショットを磨く”という考え方【辻にぃ見聞】
受け継がれる片山晋呉流 大城さつき躍進を支える“アプローチ練習でショットを磨く”という考え方【辻にぃ見聞】
所属 ALBA Net編集部
間宮 輝憲 / Terunori Mamiya
配信日時: 2019年5月21日 08時43分
■脈々と受け継がれる片山晋呉の教え
練習でも、これまでと同じことを漫然と続けているわけではない。辻村氏は、今季の大城のスイングを見て「いい方向に進んでいる」と口にする。
「これまでは、体重移動がうまくいかず、ヘッドが返るタイミングもまちまちでした。ボールに体重も乗らず、飛ぶ方向が散ってしまうというミスも目立った。もともと大城さんはドローヒッターだけど、悪い時はフックボールになっていました。今シーズンはフック回転の度合いが少なくなり、直進性が生まれることで飛距離もしっかりと出ていますね」
スイング時にスムーズな体重移動ができることで、(1)フェースがスクエアでいる時間が長くなる(2)ヘッドスピードが上がる、という利点が生まれると辻村氏は説明。「右足にためたパワーを左足がしっかりと受け止め、さらにそこまでの動きもよくなった。かっこいいフィニッシュになりました」。これまでとの明らかな違いが見いだせるという。
スイングについては大城も、「昨シーズン途中から(飯島)茜さんにいわれて、オフに変えることを決めていました。ずっと『体重移動がうまくいかず、スムーズに球に力を伝えられていない。もったいない!』といわれていて…」と、やはり“師匠”の飯島茜からも、体重移動の課題を指摘されていたことを明かした。
そして、その克服のために行ったのが『アプローチ練習』だった。「いきなりショットでやろうとすると難しいから、振りの小さいアプローチでしっかりと体重移動を習得しようと思いました。コースでできるかは別として、体の使い方を覚えようとしています」と大城。まだ完成には至ってないようだが、しっかりと結果が出始め、自信を深めている。
練習でも、これまでと同じことを漫然と続けているわけではない。辻村氏は、今季の大城のスイングを見て「いい方向に進んでいる」と口にする。
「これまでは、体重移動がうまくいかず、ヘッドが返るタイミングもまちまちでした。ボールに体重も乗らず、飛ぶ方向が散ってしまうというミスも目立った。もともと大城さんはドローヒッターだけど、悪い時はフックボールになっていました。今シーズンはフック回転の度合いが少なくなり、直進性が生まれることで飛距離もしっかりと出ていますね」
スイング時にスムーズな体重移動ができることで、(1)フェースがスクエアでいる時間が長くなる(2)ヘッドスピードが上がる、という利点が生まれると辻村氏は説明。「右足にためたパワーを左足がしっかりと受け止め、さらにそこまでの動きもよくなった。かっこいいフィニッシュになりました」。これまでとの明らかな違いが見いだせるという。
スイングについては大城も、「昨シーズン途中から(飯島)茜さんにいわれて、オフに変えることを決めていました。ずっと『体重移動がうまくいかず、スムーズに球に力を伝えられていない。もったいない!』といわれていて…」と、やはり“師匠”の飯島茜からも、体重移動の課題を指摘されていたことを明かした。
そして、その克服のために行ったのが『アプローチ練習』だった。「いきなりショットでやろうとすると難しいから、振りの小さいアプローチでしっかりと体重移動を習得しようと思いました。コースでできるかは別として、体の使い方を覚えようとしています」と大城。まだ完成には至ってないようだが、しっかりと結果が出始め、自信を深めている。