■会場で選手とギャラリーの距離を近づけたい
記者「試合がない中でできることは限られていますが、今後試合がいままでどおりに開催されたとき、時松会長はどういったことに取り組むのでしょうか」
時松「私は2018年にPGAツアーに出場しましたが、選手とギャラリーの方の距離がすごく近いと感じました。日本だと地形の問題もあったりするかもしれませんが、傾斜地を歩いたり大変なこともあります。実現できるかは分かりませんが、ギャラリーロープをもう少しフェアウェイ寄りにすれば、もっと男子プロのすごさを感じてもらえるのではないか。いまはそういうことを考えています」
記者「男子プロのパワー、そこから生み出される音や雰囲気を感じてほしいということですね」
時松「金谷拓実選手もプロ転向しましたし、若手選手からシニアツアーでも活躍している幅広い層の選手たちのプレーが見られると思っています。今年の試合に関しては残念ながらテレビで観戦していただき、選手である我々は試合で全力を尽くし、来年会場に来ていただいたときには『男子プロってスゴイね』といってもらいたい。そのためにも、ファンの皆様との距離を近づけることが大事だと思っています」
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