ツマ先上がり・下がりからのアプローチ【28回目】
植村啓太が様々な状況からのアプローチショットを徹底解説。3回目はツマ先下がり・上がりライからのアプローチ。ミスしやすい難しい状況から簡単に寄せる方法をレッスンします。
配信日時: 2017年11月27日 11時15分
目次 / index
必殺アプローチ術 〜ツマ先上がり・下がり編〜
ツマ先下がりからのアプローチ
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ツマ先下がりでは、ボールにヘッドを届かせるためクラブは長く握る
今回の「必殺アプローチ」、テーマはツマ先上がり・下がりライからの打ち方です。
まず、ツマ先下がりアプローチ。この状況で一番注意したいのが、体とボールの距離です。ツマ先よりも下にあるボールを打たなければならないこの状況では、上体が起き上がることは絶対に避けなければなりません。そうならないためにも、セットアップが非常に大切になってきます。
通常のボール位置よりも離れているため、最大限長くグリップします。そして、深い前傾をキープするために、しっかりヒザを曲げた安定した下半身を作ります。この時、スタンス幅が狭すぎるとヒザを曲げづらいうえ、安定感が出ません。いつもより広くスタンス幅を取り、重心を落とすようにしてください。
まず、ツマ先下がりアプローチ。この状況で一番注意したいのが、体とボールの距離です。ツマ先よりも下にあるボールを打たなければならないこの状況では、上体が起き上がることは絶対に避けなければなりません。そうならないためにも、セットアップが非常に大切になってきます。
通常のボール位置よりも離れているため、最大限長くグリップします。そして、深い前傾をキープするために、しっかりヒザを曲げた安定した下半身を作ります。この時、スタンス幅が狭すぎるとヒザを曲げづらいうえ、安定感が出ません。いつもより広くスタンス幅を取り、重心を落とすようにしてください。
小さいフォローを取る
重心を落としたアドレスはスイングが安定する反面、体が回りにくくなるという欠点もあります。
体が回りにくいということは、どうしても手首を返すスイングになりやすく、引っかけなどのミスにつながってしまいます。
ツマ先下がりからのスイングは、フォローを小さく取ることでミスを防ぎます。アドレスからトップ、フォローにかけてフェース面をできるだけ変えないように打つことが大切。小さいフォローならイメージしたラインにボールを打ち出すことが可能になります。
体が回りにくいということは、どうしても手首を返すスイングになりやすく、引っかけなどのミスにつながってしまいます。
ツマ先下がりからのスイングは、フォローを小さく取ることでミスを防ぎます。アドレスからトップ、フォローにかけてフェース面をできるだけ変えないように打つことが大切。小さいフォローならイメージしたラインにボールを打ち出すことが可能になります。
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ツマ先上がりライからの打ち方は?