<ISPS HANDA スコティッシュ女子オープン 最終日◇18日◇ダンドナルドリンクス(スコットランド)◇6584ヤード・パー72>
米国女子ツアーの“全英前哨戦”となる大会は、現在、最終ラウンドの終盤に突入している。決勝に進んだ日本勢4人は、すべてプレーを終えた。
2022年大会覇者の古江彩佳は先ほどホールアウト。1番でバーディを奪った前半は、その後ピンチを耐えながらパーでしのぐ展開になったが、後半に伸ばした。
まずは10番で2メートルのチャンスを決めると、難関の13番パー4では2打目をグリーン奥の傾斜を利用し2メートルまで寄せ、これを沈める。さらに14番パー5もスピンを効かせた3打目がベタピンショットになり連続バーディを奪った。ただ、その後はパーを並べることに。最終的にボギーフリーのトータル9アンダーでホールアウトしたが、首位とは5打差をつけられている。
畑岡奈紗は1打落とした状態で迎えた最終18番をバーディ締め。3バーディ・3ボギーの「72」のパープレーに戻し、トータル1アンダーで4日間を終えた。同組で回った勝みなみと西郷真央は、勝が3バーディ・6ボギーの「75」と3つ落とし、トータル7オーバーでフィニッシュ。西郷も2バーディ・6ボギーの「76」と苦しみ、トータル8オーバーという結果だった。
現在のトップはトータル14アンダーのローレン・コフリン(米国)。トータル11アンダーの2位にパリ五輪銀メダリストのエスター・ヘンセライト(ドイツ)が続いている。トータル9アンダーの3位に古江と、プレー中のメーガン・カン(米国)が並んでいる。