<ショップライトLPGA 初日◇29日◇シービューGCベイC(ニュージャージー州)◇6263ヤード・パー 71>
「全米女子オープン」を翌週に控えた3日間大会で、渋野日向子は苦しい立ち上がり。「なかなか難しいラウンドで、すごくもったいない」。3バーディ・5ボギー・1ダブルボギーの「75」で、4オーバーと出遅れた。
ラウンド直後には「すげえ鼻声」と笑ったのだが、体の状態もいまいち。「鼻水も結構あって、喉が痛くて。ちょっと体調も微妙みたいな感じ」。花粉症のような症状だが、原因はつかめてはいない。
それに引っ張られるように、プレーも重苦しい一日に。前半の11番パー3で7メートルから3パットしボギーを叩くと、パーオンに失敗した12番パー4も寄らず入らずと、立て続けにスコアを失った。13番でようやくバーディが来たものの、18番、1番では連続ボギー。1つ戻した後の4番では、足がフェスキューにかかる左ラフからの2打目がシャンクして右ラフに落ちると、さらに左セミラフを渡り歩くことになり、4オン2パットのダブルボギーを叩いた。
「スタートから意味わからん。入れたことのないバンカーにも入ったし、バー3(11番)も、自分が思ったより、『あれ、行っちゃったな』みたいな感じで。プロアマの時、雨が降った後の速さだったから、その感覚がまだ残ってしまっていたのか」。7メートルのバーディパットが3メートルオーバーした11番など、首をかしげる場面が続いた。
スイングを調整するなどして臨んだ試合だが、それも「なんかいまいち」と納得がいかない様子。「体の動かし方とかを考えすぎて、集中できていない感じ。自分の狙いたいところにフォーカスできればよかったなと思う。なんか考えすぎましたね」。この部分の落とし込みが急務になりそう。ラフを渡り歩きボギーを叩いた18番のボギーを、「痛かった。アプローチがすごい難しい感じで、すごくもったいない。あそこで、今日の流れを悪くしましたね」とカギに挙げる。
今季はここまでポイントランキング145位と苦しみ、メジャー初戦の「シェブロン選手権」出場権はおりてこなかった。来週は渋野にとって今年、最初の大舞台。昨年大会で7位に入り、早々に出場を決めた大会でもある。この日のフェアウェイキープは64.3%(9/14)、パーオン率は50%(9/18)。前哨戦で、ショット面の状態を見極めていきたいところだ。
「3番や、最後の9番のセカンドはいいスプーン(のショット)が打ててた」と、随所では手応えを感じるプレーもあった。「いまいち球のコントロールができていない感じがある」、「(アドレス時の手元の)位置がすごい大事。日によってで、そこは色々試してます。2カ月前に比べたらかなりあるかも(下がっているかも)しれない」。日々、試行錯誤だ。
まずは体調を整えることも大事になる。「風はかなりあると思うんですけど、打っちゃったので、明日は取り返せるように頑張ります」。“自問自答”を続けながら、3日間戦えるよう、上を目指していく。

