“オープン”の名のとおり、門戸は万人に開かれており、ハンディキャップインデックス7.4以下のアマチュア、それぞれが第1回のメジャーの舞台に立つという夢を果たしたわけだ。
しかし、LPGAは、小林以外の選手については、出場したことすらPRしていない。アマチュアの中田はさておき、他の3人はLPGA会員であり、斉藤はトップ5に入っているにもかかわらず、だ。広報という点では、ロクに学べていないことがよくわかる。
今回の出場選手を見ると、小林が米ツアーで戦った時代の仲間たちの名前がずらりと並ぶ。LPGA会長の肩書きで、大会主催のUSGA(全米ゴルフ協会)関係者と話したり、ツアー関係者から情報を集めると同時に、昔の仲間たちとの会話で得られたものも多いはずだ。
小林会長は、これらを生かして、今後、日本で女子ゴルフの世界をさらに発展させることができるのだろうか。現状に甘んじることなく、10年、20年、50年先を見据えていく覚悟で、臨む必要がある。(文・小川淳子)