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【小川淳子の女子ツアーリポート“光と影”】小林浩美会長は、全米シニア女子オープン出場を今後に生かす使命を帯びている
【小川淳子の女子ツアーリポート“光と影”】小林浩美会長は、全米シニア女子オープン出場を今後に生かす使命を帯びている
所属 ALBA Net編集部
ALBA Net編集部 / ALBA Net
配信日時: 2018年7月17日 23時25分
小林は、生涯獲得賞金150位以内の資格での本戦出場だったが、同じ出場資格の岡本綾子と、1977年「全米女子プロゴルフ選手権」優勝での出場資格があった樋口久子はそれぞれ辞退。代わりに、最終予選を突破した斉藤裕子、下條江理子、志村香織のプロ3人と、アマチュアの中田朱美カヤットが出場。斉藤、下條は予選を通過し、斉藤は5位に入る活躍を見せている。
“オープン”の名のとおり、門戸は万人に開かれており、ハンディキャップインデックス7.4以下のアマチュア、それぞれが第1回のメジャーの舞台に立つという夢を果たしたわけだ。
しかし、LPGAは、小林以外の選手については、出場したことすらPRしていない。アマチュアの中田はさておき、他の3人はLPGA会員であり、斉藤はトップ5に入っているにもかかわらず、だ。広報という点では、ロクに学べていないことがよくわかる。
今回の出場選手を見ると、小林が米ツアーで戦った時代の仲間たちの名前がずらりと並ぶ。LPGA会長の肩書きで、大会主催のUSGA(全米ゴルフ協会)関係者と話したり、ツアー関係者から情報を集めると同時に、昔の仲間たちとの会話で得られたものも多いはずだ。
小林会長は、これらを生かして、今後、日本で女子ゴルフの世界をさらに発展させることができるのだろうか。現状に甘んじることなく、10年、20年、50年先を見据えていく覚悟で、臨む必要がある。(文・小川淳子)
“オープン”の名のとおり、門戸は万人に開かれており、ハンディキャップインデックス7.4以下のアマチュア、それぞれが第1回のメジャーの舞台に立つという夢を果たしたわけだ。
しかし、LPGAは、小林以外の選手については、出場したことすらPRしていない。アマチュアの中田はさておき、他の3人はLPGA会員であり、斉藤はトップ5に入っているにもかかわらず、だ。広報という点では、ロクに学べていないことがよくわかる。
今回の出場選手を見ると、小林が米ツアーで戦った時代の仲間たちの名前がずらりと並ぶ。LPGA会長の肩書きで、大会主催のUSGA(全米ゴルフ協会)関係者と話したり、ツアー関係者から情報を集めると同時に、昔の仲間たちとの会話で得られたものも多いはずだ。
小林会長は、これらを生かして、今後、日本で女子ゴルフの世界をさらに発展させることができるのだろうか。現状に甘んじることなく、10年、20年、50年先を見据えていく覚悟で、臨む必要がある。(文・小川淳子)