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【WITB】強さの秘密を発見!韓国の新星キム・へリムの”不思議”なシャフトチョイス

【WITB】強さの秘密を発見!韓国の新星キム・へリムの”不思議”なシャフトチョイス

配信日時:2017年7月17日 16時13分

茨城県・イーグルポイントゴルフクラブで行われた国内女子ツアー「サマンサタバサレディース」。圧倒的な強さでツアー初参戦・初優勝をもぎ取ったのがキム・へリム(韓国)だ。

身長167cmと恵まれた体格を生かし、ドライビングディスタンス1位の260.833ヤードを記録。また、アイアンショットの指標となるパーオン率は2位に入るなど、パワーに加えてセカンドショットの精度も強い武器となっていた

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クラブセッティングを見るとアスリート向けのヘッドを使いつつ、軽めのシャフトを採用するという少し変わった組み合わせが目についた。ドライバーは低スピンで打てる低・浅重心設計の「GBB EPIC Sub Zero」ヘッドに、先端が硬く左へのミスを減らす「ディアマナW50(S)」シャフトを採用。ロフト9度でも球が上がる十分なヘッドスピードを備えるため、スピン量が増えすぎないヘッドと、50g台というやや軽めでヘッドが暴れないシャフトにより、スイングの安定性を求めているようだ。

アイアンもドライバー同様、「スリクソンZ765」という男子プロにも人気のアスリートモデルを採用している。これに対してシャフトは「NSPRO 850GH(S)」と、ハードヒッターにしてはやや軽めのモデルをチョイス。この点をダンロップスポーツに聞くと「彼女ほどのヘッドスピードがあれば、確かにドライバーシャフトは60g台、アイアンシャフトは『NSPRO 950GH』を使用してもいいですが、おそらく18ホールをトータルで考え、無理なく振れるやや軽めのシャフトを使っているのでしょう」(ダンロップスポーツ担当者)と分析。最後まで安定したショットを行うために、オーバースペックにならないやや軽めのシャフトを選んでいるようだ。

また、ウェッジシャフトでも面白いスペックを発見。ロフト48度、54度、58度と100ヤード前後の距離でもスイングを調整せずにフルショットで打てるウェッジ4本体制。ただ、シャフトは「NSPRO 950GH」とアイアンよりも重めのモデルを選びながら、フレックスRと軟らかめにしている。「アイアンより重めのモデルを使うのは一般的ですが、軟らかめのシャフトを選ぶのはちょっと珍しいかも……。スイングではなく、クラブで球を拾い上げたい意図があるのでしょう」(ダンロップスポーツ担当者)。シャフトのしなり戻りを利用してヘッドを無理なく走らせることで、ラフからでも球を楽に脱出できるという。

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