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吉田弓美子の「不思議な勝利」はトラブルで“変わった部分”と“変わらなかった部分”にアリ【辻にぃ見聞】
吉田弓美子の「不思議な勝利」はトラブルで“変わった部分”と“変わらなかった部分”にアリ【辻にぃ見聞】
所属 ALBA Net編集部
秋田 義和 / Yoshikazu Akita
配信日時: 2017年4月24日 22時58分
■好調の藤本麻子は“躊躇のない”スイングに
一方で敗れはしたものの3位タイに入り存在感を示した藤本麻子。早くも今季3度目のベスト10フィニッシュと好調を維持している。その理由を辻村氏はスイングの改善にあると解説する。
「昨年の藤本選手はスイングに悩んでいる印象がありました。ベタ足のスイングにしようとして、下半身が使えなくなっているように見えました。体重移動ができず、右足に体重が残ってヘッドの入りがバラバラ。逆球が多かったように感じていました」
それが今季からは躍動感が戻ってきたという。「今はしっかりと下半身の力で地面をしっかりと捉えて、ダウンスイングからスムーズに左足に乗れています。右足、右腰がしっかりと使えて足にしまりが出てきてスイングスピードも上がりました。プレー中の足取りからもゴルフを楽しんでることを表しているように見えます」
■“天性のショットメーカー”の妹も“天性のショットメーカー”
姉である松森彩夏と同組で回ることは無かったが、共に3位と姉妹で大会を盛り上げた松森杏佳。以前“天性のショットメーカー”と称した姉・彩夏と変わらぬ綺麗なスイングが持ち味だ。
「姉妹揃って良いスイングです。背丈が似ていることに加えて、小さいころから姉を見ているだけあってスイングもこうまで似るんだなぁという感じ。スイングに癖がないんですよね。間近にこんなに良い教科書があって羨ましいくらいです。ですが去年まではスイングは良いのに、フェースの上でボールが滑ってこすれるスライス球が多かった。それが今はフェースの上でとらえてはじき出せています。ショートゲーム、パターのレベルが上がってくればより成績は安定してくるのではないのでしょうか」
解説・辻村明志(つじむら・はるゆき)/1975年9月27日生まれ、福岡県出身。ツアープレーヤーとしてチャレンジツアー最高位2位などの成績を残し、2001年のアジアツアーQTでは3位に入り、翌年のアジアツアーにフル参戦した。コーチ転身後はツアー帯同コーチとして上田桃子らを指導。上田の出場試合に帯同、様々な女子プロのスイングの特徴を分析し、コーチングに活かしている。プロゴルファーの辻村明須香は実妹。ツアー会場の愛称は“おにぃ”。
一方で敗れはしたものの3位タイに入り存在感を示した藤本麻子。早くも今季3度目のベスト10フィニッシュと好調を維持している。その理由を辻村氏はスイングの改善にあると解説する。
「昨年の藤本選手はスイングに悩んでいる印象がありました。ベタ足のスイングにしようとして、下半身が使えなくなっているように見えました。体重移動ができず、右足に体重が残ってヘッドの入りがバラバラ。逆球が多かったように感じていました」
それが今季からは躍動感が戻ってきたという。「今はしっかりと下半身の力で地面をしっかりと捉えて、ダウンスイングからスムーズに左足に乗れています。右足、右腰がしっかりと使えて足にしまりが出てきてスイングスピードも上がりました。プレー中の足取りからもゴルフを楽しんでることを表しているように見えます」
■“天性のショットメーカー”の妹も“天性のショットメーカー”
姉である松森彩夏と同組で回ることは無かったが、共に3位と姉妹で大会を盛り上げた松森杏佳。以前“天性のショットメーカー”と称した姉・彩夏と変わらぬ綺麗なスイングが持ち味だ。
「姉妹揃って良いスイングです。背丈が似ていることに加えて、小さいころから姉を見ているだけあってスイングもこうまで似るんだなぁという感じ。スイングに癖がないんですよね。間近にこんなに良い教科書があって羨ましいくらいです。ですが去年まではスイングは良いのに、フェースの上でボールが滑ってこすれるスライス球が多かった。それが今はフェースの上でとらえてはじき出せています。ショートゲーム、パターのレベルが上がってくればより成績は安定してくるのではないのでしょうか」
解説・辻村明志(つじむら・はるゆき)/1975年9月27日生まれ、福岡県出身。ツアープレーヤーとしてチャレンジツアー最高位2位などの成績を残し、2001年のアジアツアーQTでは3位に入り、翌年のアジアツアーにフル参戦した。コーチ転身後はツアー帯同コーチとして上田桃子らを指導。上田の出場試合に帯同、様々な女子プロのスイングの特徴を分析し、コーチングに活かしている。プロゴルファーの辻村明須香は実妹。ツアー会場の愛称は“おにぃ”。