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帰国初戦の原英莉花が好スタート “イライラ封印ポジティブ思考”で今季初Vへ

原英莉花が3週ぶりに国内復帰。4アンダーで今季自己最高Tの4位タイ発進を決めた。

所属 ライター
臼杵孝志 / Takashi Usuki

配信日時:2024年8月30日 18時37分

<ゴルフ5レディス 初日◇30日◇ゴルフ5カントリーみずなみコース(岐阜県)◇6559ヤード・パー72>

ティショットを右に曲げた最終18番パー4のボギーで今季初の首位スタートは逃したが、原英莉花が6月の「アース・モンダミンカップ」に並ぶ今季自己最高の4位で初日を終えた。

ニッコニコで坂を駆け上がる原英莉花【写真】

英スコットランドでの米ツアー、韓国ツアーと海外で2試合を戦い、3週ぶりの日本ツアー。首位と1打差の好発進に「まだわくわくはないけど、ティショットを思い切って振って、フェアウェイに置けていたのは良かったかな」と自己評価も悪くなかった。

フェアウェイを外したのは18番の一度だけで、パーオンに失敗したのも3度だけだった。2メートルを沈めた出だしの1番パー4から3連続バーディで飛び出し、5番パー5も残り30ヤードの3打目を“お先”につけてバーディを奪った。後半は2バーディ・2ボギーと伸ばすことはできなかったが、前日に「全然だめ。すべてが悪い」と顔をしかめていた自己評価を覆す「68」。その要因は本調子ではない今の自分を受け入れることだった。

「自分の持ち味を出せないと、イライラしてしまう。でも、できる以上のことはしない。ミスしても仕方ないと思うようにした。そうじゃないと、どんどんイヤになるから。きのうはネガティブですみませんでした」

毎日のように見るという悪夢も昨夜は見なかった。「夢はたくさん見るけど、締め付けられるようなものはなかったかな」。おかげでこの日はすっきりと朝を迎えることができたという。「(起床したとき)変にポジティブだったんですよね。いつもの試合の感じに戻っていました」。今季はここまで優勝はなし。なかなか調子の上がらない現状を打破するためには「結果、数字が欲しい」と話していたが、「68で首位と1打差の4位」は元気を取り戻す処方箋となるはずだ。

首位から3打差に37人がひしめく混戦の優勝争い。イライラを完全封印した先に今季初Vが待っている。(文・臼杵孝志)

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