私は理事時代にはプロテスト担当だったこともあり、協会を離れてからも、受験生のみなさんのことはひそかに応援しています。
20位タイまでという厳しい合格ラインについては、多くの方から「何とかならんのか」と言われるのですが、トーナメントに出場できる人数が限られているという事情など諸々あり、議論の末にそこに落ち着いています。この先、どうなっていくかは分かりませんが、選手のみなさんとしてはその中で戦うしかないのが現実です。
現在、プロテストに挑んでいる人たちの多くは、子供の頃からプロを目指して、ゴルフにどっぷり浸っています。ゴルフの練習はもちろん大切ですが、学校に行ったり、同年代のゴルフ以外の友人たちとの時間を過ごすなど、ゴルフ以外の経験も、ぜひ、積んで欲しいと思っています。
一見、ゴルフとはまったく関係ない経験が、視野を広げてくれて、気が付けばゴルフに役立っている、ということも珍しくはないのですから。人生も豊かになるのはまちがいありません。
私が受験した頃(1989年春合格)は、現在とは違い3日間54ホールで通算12オーバーまでが合格ラインとなっていました。もちろん、テストの緊張感はありますが、それでもほかの選手を気にすることなく、自分のゴルフだけを考えていればいいという点で、今とはまったく違うものでした。