テストという名前はついていますが、賞金のない試合のようなもので、トップを取るくらいの気持ちで挑まないと難しいでしょう。
実力はそれなりにあるのに、何度も失敗してしまっている人は「テスト」を意識しすぎて、いつもと違うゴルフになってしまうのかもしれません。例えば、初日に6アンダーが出ると、その後は大事に守りに入ってうまくいかなくなり、そこで焦ってしまうようなことがあるのでしょう。
プロテストは最終目標ではありません。あくまでもトッププロへの通過点です。合格してもQTで上位に入らなければ試合に出られない。次は結果を出してシードを取り、毎年、職場を確保しなくてはいけない。終わりのないサバイバルゲームが永遠に続くのが、プロの世界なのです。
テスト合格を目標にしてしまうと、そのことを忘れがちになります。こうなると、ハードルはさらに高くなると私は考えています。
今回、合格したみなさんには、心からおめでとうの言葉を贈りたいと思います。この先も厳しい道が続きますが、どうか自分のペースでトッププロを目指してください。合格できなかった人たちのことも、応援したいと思っています。今回は残念な結果に終わりましたが、みなさんがこれまで努力してきたことは決して無駄にはなりません。再び、プロテストに挑戦するにしても、違う道を選ぶにしても、頑張った自分に誇りを持って、それを糧にしていっていただきたいと思っています。