欧米人は言語の問題がないから、などといっている場合ではない。世界中のニュースがいながらに見られるネット社会になって久しく、韓国、中国、タイなどの女子プロゴルフ協会は、情報量の差こそあれ、いずれも母国語ではない英語での発信をきちんと行っている。これをしないLPGAの“井の中の蛙”ぶりには、時代感覚の大きなずれを感じる。意識してなくとも、人気にアグラをかいた驕りとも考えられる。
大会が終わった時、英語のニュースサイトにソルハイムカップの記事はたくさんあるだろうが、日本女子プロの記事が果たしてどれだけ載るだろうか。ゴルフ好きのファンのSNSに、英語でどれほど書いてもらえるのか。「世界に通用する選手を育てる」(小林会長)といい続けているのは素晴らしいが、それを発信する努力をしないのは怠慢のそしりを免れない。スタッフが足りないのなら雇うなり、アウトソーシングするなりするのは当然。選手たちはもっと、声を上げてもいいのではないか。(文・小川淳子)