昨年から始まった国内男子ツアー「前澤杯 MAEZAWA CUP」。他の大会と違う、最大の特徴といえばやはりプロアマの権利を誰でも購入できることでしょう。一体どれくらい楽しめるのか、メディア体験ラウンドに参加してきたので、何がどうすごいのか? レポートします。
今回一緒に回ってくださったのが、昨年の「カシオワールドオープン」で初優勝を果たし、賞金ランキング5位となった大岩龍一プロ。身長182センチという恵まれた体格ながらも、超ショートトップから安定感抜群のショットを放ちます。大岩プロと同組と分かったときから聞きたいと思っていた「どうしてショートトップのスイングになったのか」について、カートの移動中に早速質問。
「高校1年生から、コーチの谷将貴さんとこのスイングを作り上げてきました。実はもともとオーバースイング気味だったので、大変でしたよ。最初の1年半くらいは、上げ方を確認しながら打つということをずっと繰り返していましたね。自分の体で上げられるところまでしか上げないので、ケガのリスクも少ないし、再現性も高くなります。ただ、アマチュアの方がマネするのは難しいスイングな気もしますが…笑」
という回答が。まさか昔話から事細かに聞けるなんて贅沢……しかも、18ホールの間あれやこれやとプロとこれだけお話できる機会はメディアの私たちでもなかなかないですし、一人のゴルファーとしてとても楽しめました。
また、ラウンド中盤に“ダフリ地獄”にハマった私を見て「ボールに当てたいという気持ちが強過ぎて、体が突っ込んでますよ。ダフっているから怖いと思いますが、もう少し払い打つようにしてみてください」とアドバイスが。すると、数ホール続いていたダフリがピタリと止まって、驚きです。ここ数カ月悩んでいたことが一瞬で解決しました。
そして何よりも、今回一番感動したのが、大岩プロのプレーを間近で見られたこと。ドライバーの打音は迫力があるし、アイアンもウェッジもクリーンにコンタクトしているのが伝わるきれいな音がします。
パターのライン読みも異次元でした。今大会が行われるMZ GOLF CLUB(千葉県)のグリーンは、基本的には受けているのですが、傾斜がきつく、細かなアンジュレーションも多いので、想像以上にラインを読み切れないんです。一見するとそこまで切れそうにないのに「1メートル外してください」と大岩プロ。半信半疑で打つと、見事にカップをかすめていくので、「これがプロか…」と何度も口にしていました。
初めてのプロアマは本当に楽しいことばかりで、スクランブル形式(ティショットを全員が打ち、2打目以降は良い位置のボールを選択して同じ場所から全員打つ)で、9アンダーをマーク。バーディチャンスもイーグルチャンスもあり、プロの凄さをあらためて実感できました。価格は1組(プレイヤー3名、ギャラリー3名の6名まで参加可能)100万円~。来年は自分でお金を貯めて参加してみたいとすら思いました。
ただ、やっぱりそれでも高いなと悩む人に朗報です。なんと今大会は観戦無料。男子プロの圧倒的飛距離、球の高さ、ショットバリエーションの多さ、難しいグリーンの攻略などを体感できるチャンスですので、ぜひ行ってみてはいかがでしょうか?
