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165ヤードをショットインイーグル! 13歳・岩永梨花が初出場で堂々の予選突破

中学2年生・岩永梨花が堂々の決勝進出。優勝候補の姉とは1打差につけた。

所属 ライター
臼杵孝志 / Takashi Usuki

配信日時:2025年6月19日 07時00分

<日本女子アマチュアゴルフ選手権 2日目◇18日◇名神八日市カントリー倶楽部(滋賀県)◇6462ヤード・パー72>

165ヤード先のカップに、ボールが吸い込まれた。初出場の13歳が409ヤードの4番パー4でイーグルを決めた。「つま先下がりのライだったので、フェードで打って、手前から転がすように打ちました」。涼しい顔で当たり前のように振り返ったのは、兵庫出身の中学2年生・岩永梨花(いわなが・りんか)だ。

【写真】似てますよね? 岩永杏奈・梨花姉妹

3学年上の姉・杏奈は昨年の「日本女子オープン」でローアマを獲得し、今大会では優勝候補の一人。ツアーの出場経験も豊富な姉に注目が集まるが、妹も負けていない。初日は「75」を打って78位と出遅れたが、この日はイーグルが効いて1アンダーの「71」。トータル2オーバーの28位タイで予選を突破した。

「パー4のイーグルは今までどうだったかな…あったかな。ホールインワンは2、3回あるんですけど…」

さらりとすごいことを口にした13歳は、「きのうもきょうも、特に緊張はしていません。暑さも大丈夫です」とまったく動じる様子がない。初の日本女子アマという舞台でも、雰囲気に飲まれず、自分のスタイルを貫いている。

前週は姉が出場した「宮里藍 サントリーレディス」でキャディデビュー。姉とのタッグで、プロの技を“特等席”から学んだ。「プロの方はパットがすごく入る。すごいなぁと思った。お姉ちゃんはあまり入らなくて、だんだんスコアを落としていった。ショットが良くても、結局パットが入らないと上位にはいけない。やっぱりパットなんだと思いました」。

その“パットの重要性”を、今週あらためて痛感している。ショットは2日間とも切れ味抜群ながら、グリーン上では苦戦中。「きょうもずっとチャンスについたけど、パットが全然入らない。ことごとく外れました。パットさえ入れば、毎日アンダーで回れると思います。だって、2日間でバーディはたった1個なんですよ」。初日はバーディなしで、2日目は14番の1つだけ。頭では分かっていても、実践できないのがゴルフの難しさだ。

それでも、目標の予選通過は果たした。あとは上を目指すだけ。今大会の決勝進出者で最年少となるが、「年齢は一番下だけど、誰にも負けたくないと思っています」と気合十分だ。1打差の21位で予選を通過したお姉ちゃんも、うかうかしていられない。(文・臼杵孝志)

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