<アムンディ・エビアン選手権 最終日◇14日◇エビアンリゾートGC(フランス)◇6523ヤード・パー71>
古江彩佳が、樋口久子、渋野日向子、笹生優花に続く日本女子史上4人目のメジャー制覇を成し遂げた。賞金総額は大会史上最高額の800万ドル(約12億8700万円)となった今大会だが、古江はいくら稼ぎ出したのか…。
古江は、優勝賞金120万ドル(約1億9千万円)というビッグマネーを手にした。今大会を含め17戦に出場し16回の予選通過、トップ10入りは8回と抜群の安定感を見せ、今季はこれで244万4717ドル(約3億8600万円)を稼ぎ出し、米国ツアーのキャリア通算では503万9882ドル(約7億9500万円)を獲得している。さらに、この勝利で650ptを加算し、CMEグローブポイントランキングは2位にランクインする見込みだ。
そして、大会に出場していた日本勢も最終18番グリーンで古江を祝福。西村優菜は「すごく感動。小さい頃から一緒にやってきた仲間だったのですごく嬉しかった」。勝みなみは「めっちゃうれしい。鳥肌立った」と自分の事のように古江の勝利をよろこんだ。西郷真央も「鳥肌が立った。最後はイーグルでかっこいいなあと思いました」と笑顔で話した。
なお、今大会がメジャー昇格する前は、小林浩美(1997年)と宮里藍(2009年、2011年)の2人の日本人が勝利を手にしている。