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日本初Vイ・ミニョンは“開かない”フェードヒッター 惜敗の渡邉彩香は勝つ準備ができた【辻にぃ見聞】
日本初Vイ・ミニョンは“開かない”フェードヒッター 惜敗の渡邉彩香は勝つ準備ができた【辻にぃ見聞】
所属 ALBA Net編集部
秋田 義和 / Yoshikazu Akita
配信日時: 2017年4月4日 03時01分
■渡邉彩香は“ヤバいくらい”パターがいい!
一方途中で首位に追いつくも16番で痛恨のダボを叩き単独2位で終わった地元・静岡出身の渡邉彩香。辻村氏は渡邉について敗れたものの、「状態は良い」と仕上がりの良さを強調する。「成績以上に好調なスタートを切ってるな、と見ています。スイングに一体感が出ているのです。何故かというと余計な手の動きがなくなり、無駄な力が入らなくなったためです。昨年の後半不調だった時は“力”で無理やり飛ばしていた印象でしたが、今はアドレスで自然に立って脱力して打てています。良い時の感じに戻っているといます」
そのショットよりも辻村氏が「ヤバいくらい良い」と話すのがパッティング。「2年前と比べて相当上手くなっていると思います。昔は今みたいにタッチを出せる選手じゃなく、パチンと打っていました。それから重きを置いて練習した賜物でしょう。今はスーッとフェースと共にボールを送り出している。横からのパッティングはスピードとタッチが合わないと入りません。今はカップに向かっていくスピードが良いですね。勝つための準備ができてるなという印象を受けました」。
■開幕から出遅れた申ジエ それでも体はキレキレ
風邪のような症状が続き、オフの合宿もままらないどころか開幕から3試合で欠場しながらも今大会3位に入った申ジエにも言及。「ショットのタイミングもドンピシャだし、体もキレキレでした。(スコアを落とした)2日目さえ無ければジエの大会だったでしょう。全体を通してみればボールコントロール、マネジメントも素晴らしかった。問題ないどころか去年より状態は良いですね」
解説・辻村明志(つじむら・はるゆき)/1975年9月27日生まれ、福岡県出身。ツアープレーヤーとしてチャレンジツアー最高位2位などの成績を残し、2001年のアジアツアーQTでは3位に入り、翌年のアジアツアーにフル参戦した。コーチ転身後はツアー帯同コーチとして上田桃子、濱美咲らを指導。上田の出場試合に帯同、様々な女子プロのスイングの特徴を分析し、コーチングに活かしている。プロゴルファーの辻村明須香は実妹。ツアー会場の愛称は“おにぃ”。
一方途中で首位に追いつくも16番で痛恨のダボを叩き単独2位で終わった地元・静岡出身の渡邉彩香。辻村氏は渡邉について敗れたものの、「状態は良い」と仕上がりの良さを強調する。「成績以上に好調なスタートを切ってるな、と見ています。スイングに一体感が出ているのです。何故かというと余計な手の動きがなくなり、無駄な力が入らなくなったためです。昨年の後半不調だった時は“力”で無理やり飛ばしていた印象でしたが、今はアドレスで自然に立って脱力して打てています。良い時の感じに戻っているといます」
そのショットよりも辻村氏が「ヤバいくらい良い」と話すのがパッティング。「2年前と比べて相当上手くなっていると思います。昔は今みたいにタッチを出せる選手じゃなく、パチンと打っていました。それから重きを置いて練習した賜物でしょう。今はスーッとフェースと共にボールを送り出している。横からのパッティングはスピードとタッチが合わないと入りません。今はカップに向かっていくスピードが良いですね。勝つための準備ができてるなという印象を受けました」。
■開幕から出遅れた申ジエ それでも体はキレキレ
風邪のような症状が続き、オフの合宿もままらないどころか開幕から3試合で欠場しながらも今大会3位に入った申ジエにも言及。「ショットのタイミングもドンピシャだし、体もキレキレでした。(スコアを落とした)2日目さえ無ければジエの大会だったでしょう。全体を通してみればボールコントロール、マネジメントも素晴らしかった。問題ないどころか去年より状態は良いですね」
解説・辻村明志(つじむら・はるゆき)/1975年9月27日生まれ、福岡県出身。ツアープレーヤーとしてチャレンジツアー最高位2位などの成績を残し、2001年のアジアツアーQTでは3位に入り、翌年のアジアツアーにフル参戦した。コーチ転身後はツアー帯同コーチとして上田桃子、濱美咲らを指導。上田の出場試合に帯同、様々な女子プロのスイングの特徴を分析し、コーチングに活かしている。プロゴルファーの辻村明須香は実妹。ツアー会場の愛称は“おにぃ”。