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クラブに何をしてもらうのか ささきしょうこの14本から考える【契約フリーから学ぶクラブ選び】
クラブに何をしてもらうのか ささきしょうこの14本から考える【契約フリーから学ぶクラブ選び】
所属 ALBA Net編集部
秋田 義和 / Yoshikazu Akita
配信日時: 2019年5月16日 03時18分
彼女にとってのクラブの課題は、今までのスイングでしっかり飛距離が出ること。プロギア『RS』のドライバーと3番ウッドには、藤倉コンポジット「Speeder EVOLUTION V」が装着されています。FW&UTは、カスタムシャフト『CRAZY』の飛び性能が気に入った流れで使っているんじゃないかと想像します。手元のコンロールがしっかりしていて、インパクトゾーンで先端部が加速する仕事をするシャフトが好みのようですね。
このセッティングで興味深いのが、ダンロップ『SRIXON Z585』アイアン。前作に比べ、大幅に飛距離性能がアップしたこのアイアンは、見た目がカッコ良いのに高く上がって飛距離が出る名器アイアンなんです。しかも、V字型のソールはライだけでなく色々なタイプのインパクト傾向にも非常に寛容。マイルドな弾き感と気持ち良い振り抜けが癖になったのかも知れません。
飛び系アイアンを使う際にマストアイアテムになるのが、多ロフトのウェッジです。ささき選手の場合も48度からセッティングしている優等生的なロフトピッチになっています。つまり、彼女のセッティングは自分のニーズに合わせた「お手本」の一つといっても良いでしょう。一方で、自分にあったシャフトが見つかっている、契約フリー選手の特徴も併せ持っています。
お店で皆さんがクラブを選ぶ基準や優先順位は様々。彼女から学んで欲しいポイントは、「クラブに何をやってもらうのか?」を持っていて欲しいということです。プロゴルファーでさえ、ショットの全てを自分のスイングで行わないですし、かといって全てをクラブのせいにもしません。「飛んで曲がらない」クラブやスイングは、実は役割分担や分業された上で成り立っていると考えて欲しいです。
ささき選手の場合は先ほども言いましたが、『“今までのスイング”でしっかり飛距離が出る事』。飛び系アイアンを使っているのもそう言った理由でしょう。アン・ソンジュさんのセッティング解説のときにも言いましたが、「ある程度は人間がやるべき。ある程度以上はクラブがやるべき」ということです。「こういう球を打ちたい」というのが明確にあって、その中で自分のできる以上のことはクラブのスペックに託す。それが大事です。
この機会にもう一度自分のクラブを見てみてください。どういうときに何をしてもらいたいのか。「右にいかないようにして欲しい」でもいいですし、「つかまって欲しい」でもいい。新しいクラブを買う時にも飛距離性能がうたい文句のクラブも多いですが、本当に求めているのは飛びだけなのか。きっとプラスアルファがあるはずです。それを加味した上でクラブを選ぶと、いいクラブと出会えると思います。
このセッティングで興味深いのが、ダンロップ『SRIXON Z585』アイアン。前作に比べ、大幅に飛距離性能がアップしたこのアイアンは、見た目がカッコ良いのに高く上がって飛距離が出る名器アイアンなんです。しかも、V字型のソールはライだけでなく色々なタイプのインパクト傾向にも非常に寛容。マイルドな弾き感と気持ち良い振り抜けが癖になったのかも知れません。
飛び系アイアンを使う際にマストアイアテムになるのが、多ロフトのウェッジです。ささき選手の場合も48度からセッティングしている優等生的なロフトピッチになっています。つまり、彼女のセッティングは自分のニーズに合わせた「お手本」の一つといっても良いでしょう。一方で、自分にあったシャフトが見つかっている、契約フリー選手の特徴も併せ持っています。
お店で皆さんがクラブを選ぶ基準や優先順位は様々。彼女から学んで欲しいポイントは、「クラブに何をやってもらうのか?」を持っていて欲しいということです。プロゴルファーでさえ、ショットの全てを自分のスイングで行わないですし、かといって全てをクラブのせいにもしません。「飛んで曲がらない」クラブやスイングは、実は役割分担や分業された上で成り立っていると考えて欲しいです。
ささき選手の場合は先ほども言いましたが、『“今までのスイング”でしっかり飛距離が出る事』。飛び系アイアンを使っているのもそう言った理由でしょう。アン・ソンジュさんのセッティング解説のときにも言いましたが、「ある程度は人間がやるべき。ある程度以上はクラブがやるべき」ということです。「こういう球を打ちたい」というのが明確にあって、その中で自分のできる以上のことはクラブのスペックに託す。それが大事です。
この機会にもう一度自分のクラブを見てみてください。どういうときに何をしてもらいたいのか。「右にいかないようにして欲しい」でもいいですし、「つかまって欲しい」でもいい。新しいクラブを買う時にも飛距離性能がうたい文句のクラブも多いですが、本当に求めているのは飛びだけなのか。きっとプラスアルファがあるはずです。それを加味した上でクラブを選ぶと、いいクラブと出会えると思います。