ゴルフスイング解析システム「ギアーズ」を使ったスイング分析の第一人者、マイケル・マナビアン氏は、「腰を回し続けてしまうと、振り遅れてボールがつかまらない」と話す。スコッティ・シェフラーやグレッグ・ノーマンのように右足でブレーキをかけることで、上体が加速し、ヘッドスピードも上がるという。
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日本のゴルファーの中には、「腰を速く切れば切るほど飛距離につながる」と考えている人も少なくないでしょう。しかし、フォローでは肩のラインが腰のラインを追い越さなければ、ボールは飛びません。腰を回そうとするほど、振り遅れることになるのです。
もっと飛ばしたいなら、2段ロケットのように腰の回転を止め、肩を速く回してみてください。ボウリングの投球フォームのように右足を引く動きをすると、腰の回転は止まります。
腰のリードによって加速した肩の回転を、今度は腰を止めることでさらに加速させる。手元(腰)を急激に減速させることで、先端(肩)のエネルギーが増大する「二重振り子」の原理が働くのです。
これは古くはグレッグ・ノーマン、現代では世界ランク1位のスコッティ・シェフラーが取り入れている動きです。体をフルに使って飛距離につなげる、最適な手法のひとつといえるでしょう。
実際のスイングで右足を引くのは難しいため、練習では右足を大きく引いたクローズスタンスで打ってみてください。腰の動きが抑えられるので、肩が腰を追い越し、ヘッドが加速する感覚を体感できます。
この練習は体重移動を抑えられるため、軸を保ったままインサイドからボールをつかまえられます。アウトサイド・インのカット軌道が直らない人にもオススメの練習法ですので、ぜひ試してみてください。
■マイケル・マナビアン
ゴルフスイング解析システム『ギアーズ』を使ったスイング分析の第一人者。日本では「左1軸打法」として紹介された「スタック&チルト」の認定インストラクターとして、多くのツアープロの勝利に貢献している。
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