ゴルフスイング解析システム「ギアーズ」を使ったスイング分析の第一人者、マイケル・マナビアン氏は、「スイング軸が不動なら、ヘッド軌道は常に一定になる」と話す。ヘッドの最下点となる左肩延長線よりも右寄りにボールを置けば、ドライバーからウェッジまで簡単にドローが打てるという。
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当たり前のことですが、ドアが完璧に閉まるのは、開閉中もドアの半径が変わらないからです。これをゴルフスイングに当てはめると、ドアのヒンジ部分がスイング軸、ドア枠に収まる最下点が支点となる左肩の下にあたります。
つまり、その最下点より手前にボールを置けば、クラブ軌道は自然とインサイド・アウトになります。そのため、簡単にドローが打てるのです。
私が指導する「スタック&チルト」では、ドローが基本です。スライサーが上達しやすいシステムでもあり、ゴルフをシンプルでやさしくしてくれます。
推奨するボールポジションは4種類です。ダウンブローに打ちたいアイアンは最下点のボール3個手前、アイアンよりレベルブローに打ちたいドライバーは最下点のボール1個手前に置きます。その中間に位置するフェアウェイウッドやユーティリティは最下点のボール2個手前、ウェッジは4個手前に置いてダウンブローに打つのが基本です。吉田鈴プロのボール位置を見ると、理想通りのボール位置になっています。
フェースは飛球線に対してややオープンに、軌道に対して少しクローズにすると、全番手で曲がり幅の少ない、つかまったドローを打つことができます。
また、切り返しではお尻を左へスライドさせるのがポイントです。この動きによってクラブがインサイドから入りやすくなり、入射角も緩やかになるため、弾道が安定します。アイアンはドライバーより前傾角度が深いため、スライド量を大きくするとインパクトゾーンが長くなり、より安定したスイングにつながります。
■マイケル・マナビアン
ゴルフスイング解析システム『ギアーズ』を使ったスイング分析の第一人者。日本でも左1軸打法として紹介された、スタック&チルトの認定インストラクターとして、多くのツアープロの勝利に貢献している
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