だが、そのギャップを感じ取ったスポンサーは「コスパの悪さ」を理由に降板を検討。ゴルフファンも「メジャーやシグネチャー・イベントだけ見れば十分」と思い始め、レギュラー大会は一層寂しくなりつつある。今季のレギュラー大会のTV視聴率は低下の一途。人気低迷を食い止めることは、PGAツアーにとって喫緊の課題に違いない。
すでに格差がありすぎるほどあるのだから、いっそのこと、高額賞金の16試合をトップ中のトップツアーとしてピラミッドの頂点に置き、その下に「その他のレギュラー大会」、その下に下部のコーン・フェリーツアーという具合に、3層構造に変えてしまい、それぞれの構造の魅力を訴求するといった変革も一考に値するのではないだろうか。
ただただ、賞金やボーナスを高額化させるだけではなく、ファンが親しみやすいPGAツアーを作り出すことを何より優先していただきたい。
文/舩越園子(ゴルフジャーナリスト)