<ファーストQT1富岡倶楽部 supported by SMBCモビット 3日目◇29日◇富岡倶楽部(群馬県)◇7000ヤード・パー72>
国内男子ツアーの来季出場権をかけたファーストQTが27日からスタート。富岡倶楽部が舞台の群馬会場は第3ラウンドが終了した。
23歳の女子プレーヤー・寺西飛香留(てらにし・ひかる)は「68」をマークし、トータルイーブンパー・45位タイに浮上した。日本ゴルフツアー機構(JGTO)広報によると、女子選手が男子QTに参加するのは史上初。この1次予選で82位までに入れば、JGTOのツアープレーヤーに加入することができ、国内男子ツアー初の女性プレーヤーが誕生することになる。
ツアープレーヤーとなれば、レギュラーツアーに主催者推薦で6試合、下部ツアーには5試合出場可能となる。群馬会場からは29位タイまでに入った選手がセカンドQTに駒を進める。
トータル16アンダー・単独首位に三浦春輝。トータル14アンダー・2位にはアマチュアの福住修が続いた。
■寺西飛香留(てらにし・ひかる)
2000年9月30日生まれ。兵庫県出身。2016年の国内女子ツアー「大王製紙エリエールレディス」をはじめ、多くのツアー出場経験を持つ。アマチュア時代から飛ばし屋として知られ、高校時代には平均飛距離260ヤードを誇った。今年のJLPGAプロテストにも参加しており、1次予選を3位で突破している。