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誓ったリベンジ でも小祝さくら、海外挑戦の意向はやっぱり“NO”「日本に帰れるのがすごくうれしい」

小祝さくらは、全米女子オープンの会場でさらなるレベルアップを誓った。

所属 ALBA Net編集部
ALBA Net編集部 / ALBA Net

配信日時:2025年6月3日 07時00分

<全米女子オープン 最終日◇1日◇エリン・ヒルズGC(ウィスコンシン州)◇6829ヤード・パー72>

昨年大会9位だった小祝さくらの、4度目の“世界一決定戦”は、トータル8オーバー・45位タイという結果に終わった。3日目に「79」と苦しんだが、4日間通じての課題については、調子を落とした「アイアン」を挙げる。

【写真】小祝さくらの飛距離が約10y伸びた理由はどこにある?

ただ、その状態にしては耐えたというのが今年の感想。そのなかで「もっとレベルアップして帰ってこられるように、という気持ちがすごく強くなりました」と、来年のリベンジをイメージする。「日本にはないセッティングで、すごく難しいというのを経験したので、もっともっと頑張らなくちゃ」。この4日間が、今後の糧になりそうだ。

日本ツアーに主軸を置き、海外で戦うのはこの全米と全英というのが基本的な考え。その熱い想いを聞き、記者からは『それを踏まえ、米国で戦いたいという気持ちは?』という質問が投げられたが、それにはキッパリと「ないです」。現地の月曜日に帰国便に乗るが、「明日、日本に帰れるのがすごくうれしくて。たった1週間なのに、すごいうれしい」と、すでに“心ここにあらず”という印象だ。

なかでも恋焦がれているのが「日本食」に舌鼓を打つこと。「寿司とか刺身とか和食、魚系が食べたいですね。合宿地のハワイでは行くんですけど、日本の方がいい」。このメジャーがある時に海を渡るというスタイルが、やはり合っているようだ。

昨年はトップ10入りしたことで、早々に翌年の出場権を確定させたが、今回はここから来年の会場になるリビエラCC(米カリフォルニア州)行きのチケットを手にする戦いが始まる。「こんなショットが打てたらな…という課題がすごくたくさんありました」。ひとつひとつ、その課題を克服し、また来年、腕試しの旅に出る。

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