第4位 佐久間朱莉
同じメーカーのヘッド&シャフトを使うと再現性を高められる
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番手構成といい、ヘッドやシャフトのチョイスといいスタンダードなセッティングですね。シャフトは日本シャフト製でそろえて、ヘッドはピン製のモデルでそろえる。当たり前の話ですが、同一メーカーでヘッドやシャフトを合わせたセッティングは、振った感覚がそろいやすいです。開発コンセプトが同じなので、同じスイングをしたら、同じ結果になるので、再現性がグッと高まります。
FW系シャフトは『レジオフォーミュラ』、アイアンシャフトは『N.S.PRO』を使用。彼女はこのシャフトをずっと使っているので、成績が安定しているのでしょう。
ウッド系ヘッドは『 G430 MAX 10K』や『G440 MAX』を使用。高MOIで方向性が安定するモデルです。ウッド系シャフトの『レジオフォーミュラ B+』は全体にハリがあるので、安定性重視。中間から先端を高めて、手元がしなるので方向性を高められます。
アイアンはタテ距離が合いやすい『BLUEPRINT S』ヘッドに、タメが作りやすくて方向性が安定している『N.S.PRO 850GH S』を採用。4・5Uのシャフトの『N.S.PRO プロト』も先が動かないモデルなので、方向性が出しやすいと思います。
ヘッドもシャフトもこのメーカーを使うと決めている人に大変参考になるセットでしょう。方向性を高めて、平均的に飛ばせる人はぜひ参考にしてください。クラブに頼るより自分のスイングを生かしたい人が取り入れるとパフォーマンスが上がりますよ。
【佐久間朱莉のクラブセッティング】
1W:ピン G430 MAX 10K(9度/レジオフォーミュラ B+ 55 S)
3・5W:ピン G440 MAX(15・19度/レジオフォーミュラB+S55/S65)
4・5U:ピン G440(23・26度/N.S.PRO プロト)
6I~PW:ピン BLUEPRINT S(N.S.PRO 850GH S)
50・54・58度:ピン S159(N.S.PRO 950GH neo S)
PT: ピン スコッツデール DS72
BALL:タイトリスト プロ V1x