ゴルフ場に行くときのカバンのマナー ボストンバッグ?トートバッグ?それともリュック?
ゴルフ場を訪れる際、ボストンバッグを持っていくか、リュックでもいいのかと悩んだことはありませんか?結論からお伝えすると、カジュアルすぎなければ、どのタイプのカバンであっても問題ありません。しかし、コースによってはマナーやルールを公表しているケースもあります。その場合は必ず従うようにしてください。 この記事では、ゴルフ場の行き帰りのカバンのマナーに加え、ゴルフ場内で使うカバンに関する注意点も解説しています。
配信日時:2023年9月10日 21時00分
1.ゴルフ場に行くときのカバンはボストンバッグかトートバッグがおすすめ
ゴルフ場への移動時は、ボストンバッグかトートバッグを使うことがおすすめです。ゴルフ場ではドレスコードが定められており、リュックなどのカジュアルな持ち物や服装がマナー違反と指摘される可能性があるためです。
また、ボストンバッグやトートバッグは、リュックよりも容量の大きいものが多いため、シューズや着替え、ラウンドバッグなどを収納しやすい点からも、ゴルフ場に持って行くのに適しているといえるでしょう。
特に名門と呼ばれるコースを訪れる際は、ボストンバッグかトートバッグが無難です。伝統や品位を重視する傾向があるため、カジュアルな服装や持ち物だとコースのスタッフやメンバーから「マナー違反だ」と指摘される可能性あるでしょう。かなり稀なケースですが、最悪の場合、プレーできなくなってしまうこともあります。
リュックでの来場は絶対にだめなの?
リュックでの来場を明確に禁止しているコースは少なく、絶対にだめというわけではありません。むしろ、近年はゴルフメーカーからも移動用のリュックが販売されていることもあり、リュックを利用する人は増えつつあります。
例えば、ゴルフ場にキャディバッグを送り、電車で移動するという方にとってはリュックのほうが楽かもしれません。ボストンバッグやトートバッグは大きい上に、片手で持ち運ぶ必要があり、移動だけで負担がかかってしまいます。リュックであれば、ボストンバッグやトートバッグと同じものを入れていても、負担は少なくなるでしょう。
注意が必要なのは、上述したように名門コースを訪れるときです。事前にコースのWebサイトで来場時のマナーを確認するか、コースに電話等で問い合わせておくと安心です。
2.ゴルフ場でのカバンに関する2つの注意点
ゴルフ場で利用するカバンには、移動時のものだけでなくコース内で使うものもあります。ここでは、以下2つのバッグに関する注意点を紹介します。
- 【1】ラウンドバッグ:ボールやティ、スマホ、飲み物などを入れておくカバン
- 【2】スタンドバッグ:パターやウェッジなどクラブを複数本入れて移動するためのカバン
【1】ラウンドバッグをカートに置くときは口を閉めよう
コース内にいる野生の動物、特にカラスがバッグの中のものを持ち去ってしまうことがあるため、ラウンドバッグをカートに置いて離れるときは、必ず口を閉めるようにしましょう。実際に、貴重品を持ち去られたり、高い場所から落とされてスマホが壊れてしまったりという被害が出ています。自身のにもラウンドバッグの口は必ず閉め、カートのかごに蓋がついているなら積極的に活用しましょう。
【2】スタンドバッグを使用できるか確認しよう
グリーンを傷つけたり、カートのかごの故障につながったりといった理由から、スタンドバッグの利用を禁止するゴルフ場が増えています。スタンドバッグとは、クラブを4,5本程度持ち運ぶための小さなバッグのこと。手に持って運ぶより楽で、何度もカートを乗り降りしなくてもいい点が魅力です。しかし、グリーン上に置いて芝を傷つけてしまう、ホール間の移動時にカートのかごに引っかけ続けて破損させてしまうなどのケースが増え、使用禁止にするコースが出てきているのです。
禁止されている場合は、絶対にスタンドバッグを使わないようにしてください。今は使用が認められているコースであっても、こういった被害が増えれば使用禁止になる可能性もあります。「グリーン上には持って行かない」「カートのかごに引っかけ続けない」など、最低限のマナーを守るようにしましょう。
3.まとめ
ゴルフ場に向かうとき、基本的にはカジュアルすぎなければどのタイプのカバンで行っても問題ありません。ただし、コースによっては明確なルールを定めていることもあるため、初めて行くときにコースのWebサイトを確認するか、電話等で問い合わせておくといいでしょう。
また、ゴルフ場内で利用するラウンドバッグやスタンドバッグなどの便利なカバンにも、マナーやルールがあります。どんなに便利であっても、他の人に迷惑をかけては段々と使えなくなってしまうかもしれません。「自分くらいいいや」と思わず、マナーやルールは最低限守るように心がけてください。