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「無敵」を自認したD・ジョンソンの勝ちっぷり【舩越園子コラム】
「無敵」を自認したD・ジョンソンの勝ちっぷり【舩越園子コラム】
配信日時: 2016年7月4日 05時59分
前代未聞のその状況がジョンソンのプレーを阻害したと見られていたが、ジョンソン自身は「(一打罰の可能性を告げられた12番以降は)リーダーボードを見ないことにしてプレーしていたから自分が何位で何打差かは18番まで知らなかった」。そして最終的には3打差で優勝したのだから「影響はなかった」と締めくくった。
今大会の最終日は最終組でプレーしていたジェイソン・デイが16番で池につかまり、ダブルボギーを喫したが、そんなデイの動きも「18番のグリーン上でキャディから言われるまでは全然知らなかったけど、(デイがどうであれ)僕のそのホールのプレーの仕方は変わらないから(デイのダボも)関係なかった」
あくまでも、どこまでも、我が道を行く。それがダスティン・ジョンソンの戦い方ということなのだろう。
かつてはメジャー惜敗を繰り返し、悲劇の主人公のようなイメージがあったジョンソンだが、メジャー優勝、そしてWGC優勝という快進撃は、昨夏の全米プロを制して以来、次々に勝利を重ね、瞬く間に世界ナンバー1に上り詰めたジェイソン・デイのそれとよく似ている。成功体験にもとづく実績。その実績がもたらす自信。その自信が得られれば、負の連鎖を経ち切り、負を正に転換して正の連鎖を広げることができる。
松山英樹にも同じことが当てはまるのかもしれない。メモリアルトーナメントと全米オープンで2試合連続予選落ちを喫し、今大会では2日目に79、3日目に73を叩いて「マイナス思考に入ってる」。
だが、最終日は67をマーク。「4日間で1回でもアンダーが出て気持ちが楽になった。晴れやかな気持ちで全英に行ける」。
今大会の最終日は最終組でプレーしていたジェイソン・デイが16番で池につかまり、ダブルボギーを喫したが、そんなデイの動きも「18番のグリーン上でキャディから言われるまでは全然知らなかったけど、(デイがどうであれ)僕のそのホールのプレーの仕方は変わらないから(デイのダボも)関係なかった」
あくまでも、どこまでも、我が道を行く。それがダスティン・ジョンソンの戦い方ということなのだろう。
かつてはメジャー惜敗を繰り返し、悲劇の主人公のようなイメージがあったジョンソンだが、メジャー優勝、そしてWGC優勝という快進撃は、昨夏の全米プロを制して以来、次々に勝利を重ね、瞬く間に世界ナンバー1に上り詰めたジェイソン・デイのそれとよく似ている。成功体験にもとづく実績。その実績がもたらす自信。その自信が得られれば、負の連鎖を経ち切り、負を正に転換して正の連鎖を広げることができる。
松山英樹にも同じことが当てはまるのかもしれない。メモリアルトーナメントと全米オープンで2試合連続予選落ちを喫し、今大会では2日目に79、3日目に73を叩いて「マイナス思考に入ってる」。
だが、最終日は67をマーク。「4日間で1回でもアンダーが出て気持ちが楽になった。晴れやかな気持ちで全英に行ける」。