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【舩越園子コラム】スロープレーに思う

【舩越園子コラム】スロープレーに思う

配信日時:2014年3月17日 12時00分

 とはいえ、前の組のペレツだけがスピードゴルフをしたところで、その前にもプレーヤーがいるわけだから、ペレツの組がどこまでも早く前進できるはずはなく、そこにも疑問が残るのは確かだ。

 3日目のラウンド後のナは、ひどく憤慨していた。そもそもナにはスロープレーで取り沙汰された過去がある。12年の春ごろの彼は、素振りのようなワッグルのような動きを何度も何度も行なってからしか実際にショットすることができない悪癖に苦しんでおり、そのせいで何度もスロープレーの計測対象になった。だが、彼はその直後から必死の努力で悪癖を直し、スムーズにショットして迅速なプレーができるようになっていた。「それでも僕にはスロープレーヤーのレッテルが貼られ、偏見の目を向けられる。それはフェアじゃない」。

 ガリガスは、これまで一度もスロープレーの計測対象になったことがなく、むしろプレーが早いと言われてきた。だから今回の出来事は「ショックだった」。そのショックが最終日の出だしに崩れたことと関係があったのか、無かったのか。その答えは、ガリガスと神のみぞ知るところなのだろうし、たとえ関係があったとしても、それはメンタル的にリカバリーできなかったガリガスが精神的に弱かったと言わざるを得ないのだろう。

 ゴルフの歴史を紐解けば、スロープレーの計測対象になって「キミは今からオン・ザ・クロックだよ(タイムを測るよ)」と告げられた途端、それが悪魔の囁きとなり、崩れた例は枚挙に暇がない。メジャー大会だって例外ではない。98年の全米オープンで勝ちそこなった故ペイン・スチュワート然り。

 日本のファンにとっては昨年の全英オープン3日目に松山英樹がスロープレーで1打罰を食らった出来事が記憶に新しい。間もなくマスターズだが、そう言えば、昨年のマスターズではアマチュア少年の関天朗がスロープレーで1打罰を食らい、予選通過が危うくなるという出来事もあった。厳しすぎるのではないか?本当に遅かったのは同組の他選手だったのではないか?いろんな意見が飛び出し、あのときも侃侃諤諤だった。

 ルールが定められ、ルールを遵守することがゴルフというゲームにおける絶対ゆえ、ひとたびスロープレーの計測対象にされてしまったら、そこから先はルールに対応していく以外に選手に選択肢はない。もちろん、正当な異議であれば、申し立てることは可能ではある。が、不平不満と見なされてしまえば、それまでだ。ルール・イズ・ルールはゴルフの鉄則なのだから。

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